
2012/02/12
乱視の治し方とは?最新の治療法まとめ
目次
乱視とは
出典:http://www.contacthikaku.com/
乱視は目の屈折異常のひとつで、角膜や水晶体が歪んでいることが原因で焦点が1点に集まらず、対象物がぼやけて見えたり、縦や横のラインのみがボケたりしてしまう状態を指します。
小さなボケ程度なら脳が勝手に修正するため、自覚することはありません。
しかし脳で修正することが出来ない程の歪みがおきると、ボケが現れ、乱視特有の見え方になってしまうのです。
正乱視と不正乱視がある
出典:https://hekinan.aichi.med.or.jp/
乱視は大きく正乱視と不正乱視に分ける事ができて、それぞれ原因や見え方が異なります。
自分でどちらの乱視かを判断することは難しいので、まだ診察を受けてない方は眼科へ行って検査してもらいましょう。
正乱視は角膜や水晶体の歪みが原因
乱視で悩んでいる人の大部分を占めるのが正乱視です。
通常の角膜は半球体で球体をきれいに半分に切り取った形になっていますが、乱視の人はラグビーボールのように歪んでしまい、1点に集まって網膜へ光を届けることが出来ません。
正乱視の歪みは、一定方向に歪んでいます。
また、正乱視はさらに縦への屈折が強い「直乱視」、横に屈折が強い「倒乱視」、斜め方向へ屈折が強い「斜乱視」に分けることができます。
それぞれ見え方は違いますが、どの乱視もコンタクトレンズやメガネで矯正することが可能です。
不正乱視は角膜の凹凸が原因
不正乱視は角膜の表面が凹凸だったり、角膜や水晶体が不規則にゆがんでいることが原因で、片目で見た時に対象物が複数になって見えてしまいます。
原因の多くは後天的なものです。
事故による水晶体への衝撃がほとんどですが、円錐角膜などの角膜の歪み、白内障などの水晶体の疾患も不正乱視を引き起こします。
乱視の治療方法
乱視を矯正する方法として考えられるのは、
- めがね
- コンタクトレンズ
- レーシック手術
- オルソケラトロジー
- 眼内レンズ
があります。
不正乱視は正乱視に比べ矯正が難しく、矯正方法に向き不向きがあります。
正乱視 | 不正乱視 | |
---|---|---|
めがね | ◯ | △ |
ハードコンタクトレンズ | ◯ | ◯ |
レーシック手術 | ◯ | ◯(術式による) |
オルソケラトロジー | ◯ | △ |
フェイキック、ICLなどの眼内レンズ | ◯ | ◯ |
不正乱視を矯正できるのは、レーシック、ハードコンタクトレンズ、ICLなどの眼内レンズです。
以下で、詳しく見ていきましょう。
メガネ
めがねは1番手軽に矯正することが出来る方法ですよね。
めがねをかけると多くの視力障害を矯正することが出来ますが、正乱視や不正乱視はどうでしょうか?
正乱視 | ◯ |
---|---|
不正乱視 | △ |
めがねを用いると正乱視を矯正する事はできますが、不正乱視は軽度から中度までしか矯正することが出来ません。
しかし軽度の不正乱視であっても目の状態や乱視の具合を見て、メガネで矯正することができない人もいます。
メリット
メガネのメリットは、角膜の健康状態に関わらず矯正できる事と、小さな子どもから高齢者までの人が視力を矯正できることです。
コンタクトレンズのように酸素透過性などを気にすることがなく、目に直接手を加えるわけではないので、目に優しい矯正方法と言えます。
乱視だけでなく遠視や近視、さらには遠近両用といったメガネもあり、一度メガネを作っておくと視力に変化がない限り永久的に使用できるので、コストも非常に低く抑えられます。
- 比較的安い
- 年齢に関わらず使用できる
- 角膜に感染症などの病気があっても使用できる
- 目に優しい
デメリット
デメリットとしては、メガネをつけていることでスポーツを存分に楽しめなかったり、温泉や料理中にメガネが曇ってしまうと、視界を充分に確保することが出来ないということがあります。
汗をかいたりすると滑ってきたり、海にいくとメガネをつけたまま泳ぐことが出来なかったりと、少し不便に感じるかもしれません。
他には、災害時にメガネをかけていないことですぐに避難できないなど、急な時に対応することが難しいことがあげられます。
- 曇ったり、視界が狭かったりする
- スポーツなどをするとき邪魔になる
コンタクトレンズ
コンタクトレンズは今や最もポピュラーな視力回復方法です。
日本では若い女性を中心に、10人に1人がコンタクトレンズを使用しています。
コンタクトレンズにはハード、ソフトに加えて、乱視矯正用のトーリックコンタクトレンズというものがあります。
ハード | ソフト | トーリック | |
---|---|---|---|
正乱視 | ◯ | △ | ◯ |
不正乱視 | ◯ | ☓ | ☓ |
正乱視はハードコンタクトレンズとトーリックコンタクトレンズで矯正することが可能です。
乱視の強さや、レンズが目の中で安定しやすいか、といった特徴によって、ソフトコンタクトレンズでも矯正できる場合があります。
一方、不正乱視は基本的にハードコンタクトレンズによる矯正が行われます。
トーリックは角膜の屈折を矯正するコンタクトレンズなので、不正乱視の矯正は難しくなります。
メリット
コンタクトレンズの最大のメリットといえば、1度装着すると裸眼と同じように過ごすことが出来ることです。
視力が悪い人にとって、裸眼と同じように過ごせるという点は大きなメリットですよね。
また、メガネのように食事の時や湿度の高い場所に行ってもレンズが曇ることがないので、基本的にいつでも視界は良好です。
最近はトーリックといわれる乱視専用のコンタクトレンズも販売されています。
トーリックは歪みの反対方向にレンズの厚みを増すことで、目を安定した形に整え、しっかりと正乱視をカバーしてくれます。
- 曇ったりせず、視界が広い
- スポーツによっては、裸眼と同じように行える
デメリット
コンタクトレンズは、1Day以外は毎日洗浄などの殺菌作業をしなければならず、装着する際も一度洗ってから付けなければならないなど、ケアは面倒と言えます。
また、レンズに違和感を感じたり、レンズがずれて何かの拍子にはずれてしまったりしてもすぐに付けることは出来ません。
災害時などはメガネのようにすぐに付けることができませんし、コンタクトレンズをつけることができても、毎日のケアを行うことができないので避難している間ずっと装着したままでいることは不可能です。
さらにコンタクトレンズは酸素透過性が低いため、角膜の細胞が減ってしまったり、角膜に傷がついてしまったりすることがあります。
そうなると、将来的に眼病の治療を受けられないリスクもあります。
ハードコンタクトレンズだけでなくソフトコンタクトレンズも、数カ月に1度は定期検診に行き目の状態をしっかり診てもらう必要があり、コンタクトレンズ自体のコストも高くなります。
災害などが起こったときに、すぐにつけられない
毎日のケアが面倒
継続的にコストがかかる
目にあまり良くない
- 災害などが起こったときに、すぐにつけられない
- 毎日のケアが面倒
- 継続的にコストがかかる
- 目にあまり良くない
レーシック手術
レーシック | ウェーブフロントレーシック | |
---|---|---|
正乱視 | ◯ | ◯ |
不正乱視 | ☓ | ◯ |
2000年に国内の認可が降りた視力回復術であるレーシック手術は、角膜を専用のレーザーで削り、屈折率を変化させることで視力を矯正します。
程度によりますが、近視、乱視、遠視を矯正することができ、一度手術をうけると視力が落ちない限り半永久的に視力は回復したままになります。
従来のレーシックでは治せなかった不正乱視も、ウェーブフロントレーシックが導入されたおかげで矯正することが可能になりました。
ウェーブフロントレーシックは、一人ひとりの目の表面の凹凸を読み取り、そのデータに基づいてレーシック手術を行う方法です。
しかし、必ずしもレーシックを受けられるということではありません。
事前の適応検査を受ける必要があります。
メリット
レーシックの最大のメリットは、コンタクトレンズのようにケアや装着といったわずらわしさから開放されることと、メガネのようにかけなければ視力が回復しないのではなく、裸眼で過ごすことが出来るという点です。
裸眼で過ごせれば、仕事やスポーツ、おしゃれに関しても全く問題なく好きなだけ行えて、更には災害時にも視力は回復しているのでメガネなどを探す手間もなくすぐに避難することができるようになります。
視力が悪い人にとって裸眼で過ごすことは、喉から手が出るほど羨ましいですよね。
レーシックではこのような事を叶えることができます。
またウェーブフロントレーシックという方法だと、高次収差(個人個人によって異なる角膜の凹凸)を自動で計算してレーザーを照射することができますので、より見え方の質はかなり上昇します。
ウェーブフロントレーシックでは、メガネやコンタクトレンズでは矯正することが難しい不正乱視も矯正することが可能になります。
- 裸眼の生活に戻れる
- 継続的なコストがかからない
- 災害時などもすぐに避難できる
デメリット
レーシックはとてもメリットの大きな視力矯正方法ですが、あくまでも手術ですのでデメリットもあります。
レーシックのデメリットとしては、合併症や後遺症が起きる可能性があるということです。
レーシックが原因で失明したという事例は日本ではありませんが、近視に戻ってしまったり、夜間異常にライトが眩しくみえてしまったり(ハロ・グレア)、衛生管理がずさんなクリニックだと感染症などの危険性もあります。
他にも角膜が薄かったり、円錐角膜など目に関する疾患があるとレーシックを受けることが出来なかったり、初期の値段が高くなってしまうこともデメリットの1つです。
- 手術前と見え方が変化する
- 後遺症のリスクがある
- 手術を受けられない人もいる
オルソケラトロジー
出典:http://www.okada-ganka.com/
オルソケラトロジー | |
---|---|
正乱視 | ◯ |
不正乱視 | △ |
オルソケラトロジーとは、特殊なハードコンタクトレンズを就寝前につけて視力を矯正する治療方法です。
寝ている間にコンタクトレンズで角膜の形を整えクセを作ることで、屈折を正しく調整、視力を改善します。
クセは持続するため、翌朝起きてから1日裸眼で過ごすことができます。
眠っているだけで角膜を矯正して、裸眼程度の視力を戻すなんて凄いですね。
このオルソケラトロジーで正乱視は矯正できますが、不正乱視の場合は思うような視力の回復までは至らないことが多いです。
しかし中には不正乱視でも多少は改善されたというケースもありますので、一度医師に相談してみることをおすすめします。
最近では、三井メディカルクリニックに限って、強度乱視も矯正する事ができるオサートという方法が取り入れられています。
オサートはオルソケラトロジーと少し異なるデザインのレンズを使用していて、あらゆる形状の角膜に対応できるようです。
オサートに関する詳しい情報は、こちらの記事をご覧ください。
メリット
オルソケラトロジーはレーシックの様に手術を行わないので、角膜に傷がつくことや、手術を受けなければならないといったこともありませんし、やめたい時にはすぐにやめることが出来ます。
また、オルソケラトロジーは4歳のこどもから90歳近くの人までができる、非常に安全性の高い方法です。
毎日装着し、視力が安定してくると、1日程度ならオルソケラトロジーを装着せずとも裸眼で過ごすことができます。
手術をしないのに裸眼で過ごせるのはとても魅力的ですよね。
- 使用を中止すれば、目が元の状態に戻る
- 日中は裸眼で過ごすことができる
- 小さい子から高齢者まで使うことができる
デメリット
オルソケラトロジーのデメリットは、まず施術を受けることが出来るクリニックが少ないということが挙げられます。
金額も、他の視力矯正方法よりもだいぶと高額になってしまいます。
長い間使用するとなると費用は重要になってきますよね。
また、コンタクトレンズと同じですので毎日洗浄などのケアはしっかりと行わないと、感染症にかかってしまったりレンズが劣化してしまう原因となってしまいます。
レンズをいれたまま眠ることに慣れるまでは異物感を感じることもあり、中には角膜に凹凸ができて不正乱視になる可能性もあります。
他にもオルソケラトロジーはすぐに効果があるのではなく、1ヶ月程度経たないと視力が安定してこないのもデメリットの1つになります。
- 毎日洗浄する必要がある
- 装用感に慣れない人もいる
- 継続的なコストがかかる
フェイキックIOLやICLなどの眼内コンタクトレンズ
出典:http://gankakoga.com/
フェイキックは目の中に眼内コンタクトレンズをいれて視力を回復する方法です。
フェイキックIOLとICLの2種類があり、それぞれレンズを入れる場所が異なります。
ICLやフェイキックIOLは、多焦点眼内レンズとも呼ばれたりします。
かつて眼内レンズは焦点が1点のものが主流だったため、手術後でもメガネをかける必要があったのですが、現在では長距離、中距離、短距離にピントが合うようになっているため、多焦点と呼ばれています。
正乱視 | ◯ |
---|---|
不正乱視 | △ |
レーシックの場合は、角膜を削るために強度の近視や角膜が元から薄い人は行うことが出来ませんが、フェイキックIOLは角膜の厚みは関係ないため、程度の強い近視の人でも施術可能です。
このフェイキックは強度の近視だけではなく、同様に正乱視、不正乱視の人も矯正することが出来ます。
レーシックのデメリットを補完した手術方法とも言えます。
メリット
フェイキックのメリットは、どのような人でも手術を受けることができる点です。
角膜が薄くても、視力が極端に悪くても、コンタクトレンズが視力を調節してくれるので問題なく施術することが出来ます。
また、コンタクトレンズのように毎日はずすのではなく、ずっと入れていても大丈夫な素材を使用しているので、永久コンタクトレンズと呼ばれるくらい安全と言われています。
レーシックよりも傷口が小さく済みますし、目の負担も軽いのも特徴です。
レーシックは角膜を削ってしまいますので、目の負担が大きいですがフェイキックはレーシックの約3分の1程度の切開で済みます。
さらに術後の経過によってはレンズを取り替えたり、取り出したりすることも可能です。
- 強度乱視や強度近視でも矯正することができる
- レーシックのように一度の手術で裸眼生活を送れる
- 見え方が気に入らなければ、レンズを取り出すことができる
デメリット
画期的な視力回復方法であるフェイキックでもデメリットはあります。
ICLは水晶体の近くにレンズを入れるため、白内障のリスクが上がると言われています。
また、フェイキックIOLは角膜の近くにレンズを入れるため、角膜内皮細胞の数が減少してしまうのではないかと言われています。
もしも白内障を発症した場合には、一度レンズをはずして白内障の治療を行わなければなりません。
他には費用が高額になることと、事前の検査から手術まで数ヶ月かかることがあげられます。
そのため、すぐに視力を矯正しなければならない人などには不向きと言えます。
- 白内障や角膜内皮細胞の減少などのリスクがある
- 費用が高額
- 頭部に衝撃を受けると、レンズがずれる可能性がある
それぞれの治療費用の相場はいくら?
使用内容・条件(5年間) | 費用合計 | |
---|---|---|
メガネ | 1〜5万円×2(2年間で1回交換) | 約2~10万円 |
ハードコンタクトレンズ | 1.6万円(レンズ2枚)×2(2〜3年間で一回交換)+4万円(5年間のケア用品) | 約7.2万円 |
トーリックコンタクトレンズ | 5,000円(1day両眼30日分)×60ヶ月 | 約30万円 |
レーシック | 初回の手術費用 | 約10〜40万円 |
ウェーブフロントレーシック | 初回の手術費用 | 約15〜50万円 |
オルソケラトロジー | 初回17万円+3年後交換7万円+定期検診代6万円(20回×3,000円)+4万円(5年間のケア用品) | 約34万円 |
フェイキックIOL/ ICL | 初回の手術費用 | 約45万円〜70万円 |
それぞれの値段の相場ですが、クリニックによっても大きく異なってきます。
気になる矯正方法があれば、一度クリニックに相談して聞いてみましょう。
矯正方法で費用比較すると、視力に変化がなければメガネが圧倒的に安い方法です。
目にも優しい上にコストもかからないですが、裸眼で過ごすことができないデメリットもあります。
それに対してレーシックやフェイキックは初費用は高額になりますが、裸眼で過ごせるメリットがあります。
また、ほとんどの大手クリニックではかかる費用は初回の手術費だけですので、その後維持費などはありません。
一概に、この方法が最も良い!というわけではありません。
自分の乱視の程度や目の状態、年齢などをしっかりと考慮し納得できる治療方法を選ぶことが大切です。
乱視矯正を行っているおすすめの眼科・クリニック
現在、乱視治療を行っているクリニックは多く存在します。
しかし、フェイキックやウェーブフロントレーシック、オルソケラトロジーといった治療を行っている所は少なくなりますので一度、クリニックに問い合わせてみましょう。
大手のクリニックは無料で適応検査が受けられます。
品川近視クリニック

品川近視クリニックは、業界トップクラスの121万以上の症例数を持つ最大手クリニックです。
その膨大な症例数と患者さんのアンケートによって、術後の緩和ケアやアフターケアを充実させています。
◯基本情報
住所 | 東京都千代田区 有楽町2-7-1 有楽町イトシアオフィスタワー13F |
---|---|
アクセス | JR 有楽町「銀座口」・「中央口」徒歩1分 |
診療時間 | 年中無休 10:00~20:00 |
◯主な術式と費用
術式 | 料金(両眼・税抜) |
---|---|
レーシック手術 | 6.9万円〜31.8万円 |
フェイキックIOL | 53.7万円 |
オルソケラトロジー | 8.2万円 |
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新宿近視クリニック
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- 検査は準備なしの当日OK
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新宿近視クリニック
病院名 | 新宿近視クリニック 新宿院 |
---|---|
住所 | 東京都新宿区歌舞伎町2-46-3 西武新宿駅前ビル7F |
診療時間 | 10:00~19:00(年中無休・完全予約制) |
アクセス | 西武新宿線西武新宿駅北口徒歩0分 JR新宿駅東口徒歩10分 東京メトロ丸ノ内線新宿駅徒歩10分 |
新宿近視クリニックは、新宿に1院のみの開院でありながら、10万件の症例数という実績を持っているクリニックです。
所属する医師はすべて眼科専門医で、臨床工学技士・視能訓練士などの専門スタッフも所属しています。
患者さんへのアンケートでは、99%が「知人に勧めたい」と回答しているというほど、高い満足度を誇っています。
◯基本情報
病院名 | 新宿近視クリニック 新宿院 |
---|---|
住所 | 東京都新宿区歌舞伎町2-46-3 西武新宿駅前ビル7F |
アクセス | 西武新宿線西武新宿駅北口徒歩0分 JR新宿駅東口徒歩10分 東京メトロ丸ノ内線新宿駅徒歩10分 |
◯主な術式と費用
術式 | 料金(両眼・税抜) |
---|---|
レーシック手術 | 7万円〜36万円 |
フェイキックIOL | 49.8万円〜74.6万円 |
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神戸神奈川アイクリニック

神戸神奈川アイクリニックは、世界最大手のクリニックであるオプティカルエクスプレスグループと提携しています。
そのため様々な手術に関する最新の情報も多く、多くの症例に基づいた治療を受ける事ができます。
何と言っても、神戸神奈川アイクリニックの強みは充実したアフターフォローです。
ICLの手術は、国内トップレベルの症例数を誇っています。
◯基本情報
住所 | 東京都新宿区西新宿6-5-1新宿アイランドタワー35F |
診察時間 | 10:00〜19:00(毎週火曜日、年末年始 休診) |
アクセス | 東京メトロ丸ノ内線 西新宿駅 直結徒歩2分 |
◯主な術式と費用
術式 | 料金(両眼・税抜) |
---|---|
レーシック手術 | 15万円〜40万円 |
ホールICL | 68万円〜78万円 |
オルソケラトロジー | 18万円 |
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乱視の改善について
乱視を矯正したい!でも手術はしたくない!という人も中には入ると思います。
しかしメガネもわずらわしいと感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
手術せず乱視を根本的に治すことはできませんが、ある程度改善が期待できる方法はあります。
目薬をして目の疲れをとったり、乾燥を防ぐことで目がかすむのを予防したり、毎日の乱視の矯正トレーニングも効果があるとされています。
特に乱視矯正トレーニングは毎日の積み重ねが大切ですので、頑張って継続するようにしましょう。
乱視のトレーニング方法
(1)目を大きく開き右を20秒見つめ、その後左も20秒見つめる×3セット
(2)目を大きく開き上を20秒見つめ、その後下も20秒見つめる×3セット
この方法は、どちらも正乱視の矯正方法です。
水晶体や角膜の歪みに働きかけます。
毎日少しずつでも行うことで改善が期待できますので、是非とも試してみましょう。
出典:http://ameblo.jp/
おすすめの治療法は?
さて、乱視には正乱視と不正乱視の2種類があり、それぞれ矯正できる方法とできない方法がある事がわかりました。
ここでは、どの治療法がどんな人におすすめなのか、ご説明します。
めがねがおすすめなのはこんな人
乱視の矯正方法としてメガネが向いているのは、
- 正乱視の人
- 価格を抑えたい人
- 中程度までの乱視の人
- 目の手術やコンタクトレンズに抵抗を感じる人
- スポーツをあまり行わない人や、めがねにストレスを感じない人
- 角膜に負担をかけたくない人
です。
めがねは、今まで上げた中で最も安全で、安価な矯正方法と言えます。
ここまで読んでみて、やっぱり手術やコンタクトレンズに抵抗があったり、お金をかけたくないという方はめがねでの矯正が一番です。
しかし、乱視が入っている場合は特に、めがねの度数が合わなかったり、めがねでの矯正が目に合わないことがあります。
そういった場合は、めがねが頭痛や疲れ目の原因になることがあります。
思い切って他の方法を試してみましょう。
コンタクトレンズがオススメの人
コンタクトレンズでの矯正に向いている人は、
- 不正乱視の人
- 比較的強い乱視の人
- 目の手術に抵抗があるが、めがねにストレスを感じる人
- スポーツをする人
です。
逆に、水泳をする人や角膜に病気がある人、ドライアイ気味の人などは、コンタクトレンズはあまり向いていません。
さらに、コンタクトレンズは毎日洗う必要があるので、めんどくさいと感じる方は他の方法を試すといいでしょう。
レーシック手術に向いている人
レーシック手術による矯正が向いている人は、
- 不正乱視で、ハードコンタクトレンズが苦手な人
- 角膜が健康で、適応検査で問題がなかった人
- コンタクトレンズのケアに煩わされたくない人
- 水泳をする人や、格闘技などの激しいスポーツをする人
- めがねやコンタクトレンズによる矯正が目に合わない人
です。
水泳をする人や、激しいスポーツをするときにコンタクトレンズが外れるか心配な人はレーシックがおすすめです。
ただし、レーシック手術の中でも激しいスポーツをする人に向く術式と向かない術式があります。
こちらの記事では、スポーツをする人に適した術式を紹介しています。
上のところでご紹介した大手のクリニックでは、レーシック手術の適応検査を無料で受けることができます。
まずは適応検査を受けてみて、それから検討するというのも一つの手です。
オルソケラトロジーがおすすめな人
オルソケラトロジーによる矯正がおすすめなのは、
- 目の手術に抵抗があるが、日中は裸眼で過ごしたい人
- 角膜が健康で、日々のケアを行える人
- 年齢が若く、手術を受けられない人
- 軽い乱視や、中程度の乱視の人
です。
逆にオルソケラトロジーに向いていないのは、日々のレンズの手入れが負担に感じる方や、オルソケラトロジーレンズは夜寝ている間につけるので、睡眠時間が十分に取れない方、寝相が悪く、寝ている間にレンズを圧迫してしまう可能性がある方などです。
ほとんどの病院ではレンズのお試し期間を儲けているので、その期間でオルソケラトロジーが自分の目に合うかどうか確かめることもできます。
オルソケラトロジーを受けるには、レーシック手術と同様に適応検査を受ける必要があります。
神戸神奈川アイクリニックと品川近視クリニックでは、オルソケラトロジーの適応検査も無料で受けることができるので、気になる方は一度適応検査を受けてみるといいでしょう。
ICLなどの眼内コンタクトレンズに向いている人
ICLやフェイキックIOLによる乱視矯正が向いている方は、
- 強度乱視で、他の方法では十分に乱視を矯正できない人
- 不正乱視の人
- 格闘技などの激しいスポーツを行わない人
です。
ICLやフェイキックIOLは、強度の近視や乱視を矯正できないというレーシック手術のデメリットを補完できる手術です。
また、レーシック手術は一度手術を行うと元の状態には戻せませんが、眼内コンタクトレンズなら取り出して、元の状態に戻すことができます。
眼内コンタクトレンズのデメリットは、手術費用が高くなってしまうことです。
また、レーシック手術は機械が自動で手術を行うのに対し、眼内レンズは医師がレンズを挿入するため、経験豊富な医師を探す必要があります。
さらに、頭に衝撃が加わるスポーツを行う人はレンズがずれてしまう可能性があるため、眼内コンタクトレンズによる矯正は向きません。
*サイトの情報や紹介している商品は、記事の内容に則して最適だと判断したものを紹介していますが、実際に利用し判断・行動する場合は、ご自身の責任の上で行ってください。
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