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レーシック手術の費用はどのくらい?料金・相場・保険の可否まとめ

2017/02/19

レーシック

レーシック手術の費用はどのくらい?料金・相場・保険の可否まとめ

近視乱視を矯正し視力が回復するレーシックですが、高額な費用がかかるというイメージがありますよね。実際のところ費用の相場はどのくらいなのでしょう? 保険の適用や医療費控除の可否、人気クリニックのプランごとにかかる料金の比較などをご紹介します。

レーシック手術の費用はどれくらいかかる?

レーシック手術の費用はどれくらいかかる?

レーシック手術の費用は、手術の内容によって大きく異なります。
比較的手ごろな価格で受けられるプランもあれば、高額なプランもあります。

総合するとレーシック手術の料金は7万円〜40万円の間です。
多くの方は大体20万円〜30万円の手術方法を選ばれるようです。

片目だけ手術を受ける場合の料金は、両眼の料金の半額から1万円ほど高いクリニックが多いですが、品川近視クリニックや神戸神奈川アイクリニックのように、両眼の半額で受けられるクリニックもあります。

また、レーシックは近視以外にも、遠視、乱視が矯正可能な手術方式です。
レーシック手術では、乱視や遠視だからといって料金に違いはありません。

ただしICLやフェイキックIOLなどの眼内レンズの場合は、乱視にプラス料金がかかります。

自分に最適なプランを見極めるためにも、費用の相場や検査にかかる料金、保険や医療費控除の有無など、必要な情報をチェックしておきましょう。

ちなみに海外でのレーシック費用ですが、レーシック先進国のアメリカでの費用も日本の相場とあまり変わりません。
アメリカでレーシック手術を受ける場合にかかる費用は、片目で1,500~1,999USドルが平均的とされています。

一方、お隣の国カナダでは、片目で500~999US$とアメリカに比べてかなり安価でレーシック手術を受けることができます。

そのため、わざわざアメリカからカナダに行って手術を受ける人も少なくないようです。

検査料金はどのくらいかかる?

手術外に発生する費用で考えられるのが検査費用になりますよね。
レーシック手術の前には、手術が可能かどうかを調べるための適応検査を受ける必要があります。

適応検査では医師による問診のほか、視力、眼圧、角膜屈折度、角膜形状、角膜内皮細胞の測定など、様々な機器を使って眼の状態を詳細に調べます。

とても専門的な検査ですが、大手のクリニックでは適応検査は無料で受けることができます。

また術後にもアフターケアのため定期検査が必要になりますが、こちら大手のクリニックは無料で検査を受けられます。

他のクリニックは検査料金と手術料金を別にしていることもありますので、眼科クリニックに直接確認する必要があります。

検査内容は多岐にわたり、所要時間は大体2〜3時間程度です。

保険は適用される?

保険は適用される?

国民健康保険は適応されない

レーシック手術のように料金が高いと、保険適用なのか保険適用外なのか気になりますよね。

残念ながらレーシックは保険適用外の自由診療とみなされるため、治療にかかる費用はすべて自己負担(10割)となります。

ただし、民間の保険会社で生命保険や医療保険の契約がある場合、契約内容によっては手術給付金の対象となり、治療費の一部を保険金でカバーすることが可能です。

民間の保険会社と契約している場合

民間の保険会社で医療保険に加入している場合、レーシック手術に手術給付金が降りる場合があります。

自分が加入しているプランで適応されるのかどうか、まずはコールセンターに電話して確かめてみましょう。

レーシック手術を受ける人が増えた2000年ごろに、レーシック手術を保険の適応外にし始めた保険会社が多いため、2004年以後に保険に加入した方は、保険が適応されていない可能性が高いです。

しかし加入している保険会社やプランによっては適応される場合もあるため、必ず確認しましょう。

また、保険会社に手術給付金を申請する際には診断書が必要になるので、手術を受ける際には早めに医師に発行の相談をするようにしましょう。

レーシックで保険適応の実績がある保険会社は、

  • 大和生命
  • 三井住友海上きらめき生命
  • 日本生命
  • ウインタートウル・スイス生命
  • アクサ生命
  • 明治安田生命保険

などです。

このほかにも、2007年4月1日以前に契約した場合、適応となるのが

  • アリコジャパン
  • オリックス生命
  • 日本生命
  • ソニー生命
  • 損保ジャパンひまわり生命

などです。

手術給付金とは、手術をした際に契約した保険会社からもらえるお金のことで、もらえる金額は手術によって異なります。

ほとんどの保険会社では、「入院給付金日額」の何倍かがもらえるような仕組みになっていて、手術の種類によって何倍もらえるかが変わります。

入院給付金額は5,000円や1万円が一般的で、レーシックの倍率は10倍であることが多いです。

つまり、入院給付金日額を5000円に設定している場合は
5,000×10=5万円

1万円に設定している場合は
10,000×10=10万円

が給付されるということです。

調べる際は、レーシックではなく「レーザー角膜屈折矯正術」や「レーザー・冷凍凝固による眼球手術」と書かれていることが多いです。

コールセンターで確認する際も、「レーザー角膜屈折矯正術」と伝えると早いです。

医療費控除は受けられる?

医療費控除とは、本人や配偶者、子供などの家族にかかる医療費が年間で10万円を超える場合に利用できる制度です。

レーシック手術も10万円を超えると医療費控除の対象となります。

会社員の場合は勤務先に申告書を、自営業の場合は確定申告の際に申告を行うことで控除を受けられます。
その際には領収書が必要となりますので、誤って捨ててしまわないようにしましょう。

保険が適用されないレーシック手術にとって、医療費控除は自己負担額を抑えるための大切な制度です。
ただし、中には全額を医療費として認めてもらえないケースもあります。
細かな部分の判断は担当の税務署にもよりますので、不明な点がある場合はしっかり確認することをおすすめします。

人気眼科クリニックの費用を徹底比較!

レーシック手術で人気を集める眼科クリニックの費用を徹底比較してご紹介します。
それぞれ扱っている機器や、独自のプランが違ってくるため費用も違ってきます。

品川近視クリニックの治療プランと費用

品川近視クリニック
  • 満足度98.6%!
  • 業界トップクラスの症例数121万以上
  • 業界最安値の手術費
  • 安心の長期保証制度
  • 無料適応検査を実施中
品川近視クリニック 公式サイト

品川近視クリニックは、レーシック手術の症例数121万件という実績を持つ大手のクリニックです。
執刀医は全て眼科専門医の認定を受けた医師で、様々な術式から選ぶことができるのも魅力の一つです。
レーシックの適応検査は無料で受けることができます。

術式 料金(両眼・税抜)
スタンダードレーシック 6.9万円
品川イントラレーシックアドバンス 14.4万円
スタンダードZレーシック 20万円
クリスタルZレーシック 22.8万円
アマリス750Zレーシック 29.1万円
レクスト 31.8万円

品川近視クリニックのスタンダードレーシックは業界安値の7万円となっています。
手術の平均費用は19.4万円です。

他にもリレックススマイルやエピレーシック、ラゼック、フェイキックIOLも行っています。

品川近視クリニックでは、業界最安値の7万円からレーシック手術が受けられるので、経済面でも安心できますね!
豊富な実績と最新鋭の設備を持つ品川近視クリニックへ、直接お話を伺うことができました。
気になる方はぜひご覧ください。

新宿近視クリニックの治療プランと費用

新宿近視クリニック
  • 検査は準備なしの当日OK
  • 安心安全の国内症例数最多クリニック
  • お得な割引も充実
  • 無料適応検査を実施中
新宿近視クリニック

新宿近視クリニックは、手術を受けた99%が友人に勧めたいと答えた、視力回復治療専門のクリニックです。
新宿近視クリニック同様、全ての医師が眼科専門医で、症例数10万件という実績があります。
レーシックの適応検査は無料で受けることができます。

以下が各手術の料金表です。

手術メニュー 料金(両眼・税抜)
SBKレーシック 9.4万円
iFSイントラレーシック 19.8万円
iFSイントラレーシック
オプティマイズ
23.8万円
Custom Fit(カスタムフィット)
イントラレーシック
27.8万円
Vario Designレーシック 32.9万円
Max Vario designレーシック 39.8万円

新宿近視クリニックの平均費用は28.2万円で、品川近視クリニックと比べると費用が高いようですが、他のクリニックと比べると安く手術が行えるクリニックです。
また、リレックススマイルは国内最多症例数を持っています。

人気の手術方法・ICLやクリニックの強みについて、新宿近視クリニックの在籍医師に直接取材してきました!
詳細は以下の取材記事にまとめてありますので、ぜひご覧ください。

神戸神奈川アイクリニックの治療プランと費用

神戸神奈川アイクリニックは閉院しました

神戸神奈川アイクリニックの過去の治療に関するお問い合わせはこちらのページ(※外部のサイトを開きます)よりご確認ください。

医療法人先進会 神戸神奈川アイクリニック カルテ開示請求のご案内

サイトに掲載されている神戸神奈川アイクリニックの治療内容・料金などは参考情報としてご覧ください。

神戸神奈川アイクリニックは患者満足度96.8%を誇る、アフターケアが充実したクリニックです。
保証期間内であれば、再手術・追加矯正、検診や相談、合併症治療を無料で受けることができます。
レーシックの適応検査は無料で受けることができます。

手術メニュー 料金(両眼・税抜)
スタンダードレーシック 15万円
iFSイントラレーシック 19.8万円
iFSイントラレーシック
オプティマイズ
23.8万円
Custom Fit(カスタムフィット)
イントラレーシック
27.8万円
Vario Designレーシック 32.9万円
Max Vario designレーシック 39.8万円

神戸神奈川アイクリニックもエピレーシックやラゼック、フェイキックIOLを行っており、実力・実績とも業界トップレベルです。
平均費用は23.4万円ほどです。

神戸神奈川アイクリニックに取材してきました!
各レーシック手術の術式の解説や費用など、詳細に聞いてきました。
気になる方はぜひご覧ください。

結局かかる費用はいくらなのか?

初期費用 維持費 1年でかかる費用 5年でかかる費用
めがね 約1万円〜 かからない 約1万円〜 約2万円〜
コンタクトレンズ(1day) 8000円ほど かからない 7.4万円 36.2万円
コンタクトレンズ(2week) 7000円ほど 1ヶ月1000円くらい 2.2万円 10.2万円
レーシック 7000円ほど かからない 7〜40万円 7〜40万円

5年使用した料金を見ると、やはりめがねが1番安いです。
しかし、この先10年、20年と使っていくことを考えると、レーシックが一番安くなっていきます。

めがね

めがねは、処方箋を出してもらうのに2500〜3000円ほどかかります。

処方箋がなくてもメガネ屋さんで度を測ってめがねを作ることもできますが、初めてめがねを作る方は眼科でめがねの処方箋を出してもらうといいです。

フレームとレンズに関してはメーカーによって大きな違いがありますが、安くて5000円くらいから、高いと7万〜8万円くらいかかります。

しかしめがねは視力が変化しない限り維持費がかからないので、レンズだけを交換する場合は、メーカーにもよりますが、5000円〜1万円で交換することができます。

コンタクトレンズ

コンタクトレンズの場合も、病院で処方箋を出してもらうには1500円〜3000円ほどの費用がかかります。

1dayは30枚入りか90枚入りで売っていることが多く、30枚入りは2000円〜4000円、90枚入りは4000円〜7000円が相場です。

両目で1ヶ月に60枚必要なので、30枚入りを2箱買って1ヶ月に約6000円かかります。

1dayコンタクトレンズは洗浄する必要がないので、維持費はかかりません。

2weekコンタクトレンズの場合、6枚入りで売っていることが多く、相場は1500円〜3000円ほどです。

2weekは1dayに比べて1ヶ月にかかる料金は安いですが、コンタクトの洗浄液等が1ヶ月に1000円〜1500円ほどかかります。

レンズケースも2〜3ヶ月おきに変える必要がありますが、これは300円〜500円くらいで買うことができます。

レーシック

レーシック手術は術式にもよりますが、1番安くて7万円から、人気な術式で言うと25万〜40万円ほどで受けることができます。

レーシック手術は一度手術を受けると維持費がかかりません。

場合によっては追加矯正を受ける場合もありますが、大手のクリニックであれば、保証期間内は無料で受けられるところがほとんどです。

費用以外も重要!病院選びのポイント

手術料金が高いから安全で効果がばっちり
というわけでも、
手術料金が安いから安全ではなく、効果もない
わけではありません。

そのため費用ももちろん重要なポイントですが、レーシック手術を受ける際には、費用以外の点もチェックしておく必要があります。
病院選びに失敗しないためのポイントをご紹介します。

実績・安全性

実績安全性

費用面以上に大切なのが、実績と安全性です。
いくら料金が安くても、手術自体が失敗に終わってしまっては元も子もありません。

病院選びの際には、眼科専門医の有無、実績、口コミや体験談などをしっかりチェックするようにしましょう。
また、院内の雰囲気や清潔度、アフターケアの有無なども大切です。

ホームページに掲載されている情報を確認しておくのはもちろんのこと、実際にクリニックを訪れた際の印象なども大切な判断材料となります。

通いやすさ

多忙な毎日を過ごしている人にとっては、通いやすさも重要なポイントです。
レーシック手術を受ける場合、事前の適応検査、手術当日、手術後のアフターケアなど、複数回に渡りクリニックに通う必要があります。

そのため、できるだけ通勤ルートや最寄り駅に近い場所にあるクリニックを選んだ方が通院には便利です。

合併症・リスクについての充分な説明

合併症リスクについての充分な説明

どんな医療行為にも言えることですが、レーシック手術にも術後に合併症が起きる可能性やリスクはあります。

主な合併症、リスクとしては、ドライアイ、角膜の混濁、角膜不正乱視、ハローグレア(光がにじんで見える、信号の光などがぼやける)、感染症などが挙げられます。

信頼のおけるクリニックでは、レーシックのメリットだけでなく、上記のようなデメリットについても、事前に充分な説明を行っています。

病院選びの際は、合併症やリスクについての説明が充分になされているかという点もチェックポイントの1つです。

レーシック手術の合併症やリスクに関する詳しい情報は、以下の記事を参考にしてください。

都道府県別レーシックの平均費用

視力回復ゼミが独自に地域別のレーシック費用を調査しました!

以下の表が、両眼のレーシック手術にかかるおおよその価格(税込)です。

ただし術式は区別せずに書いてあるので、詳しい価格はそれぞれのクリニックのホームページを確認するか、電話で問い合わせてみましょう。

*県名をクリックすると、その県内でおすすめのクリニックや病院をまとめた記事に飛べます。

地域 最安値 最高値 平均費用
北海道(札幌) 7.56万円 50万円 27.5万円
青森・秋田・山形・宮城・福島・岩手 23万円 38万円 28.8万円
山形・福島 16.2万円 21万円 18.6万円
茨城・栃木 12万円 30万円 23.5万円
群馬・埼玉・千葉 25万円 28.5万円 32万円
東京 7.56万円 32.9万円 100万円
神奈川(横浜) 15万円 38万円 29万円
新潟・富山・石川・福井 15万円 45万円 26.4万円
山梨・静岡・長野・岐阜 12万円 45万円 22.5万円

 

地域 最安値 最高値 平均費用
愛知(名古屋) 7.5万円 23.9万円 13.6万円
滋賀・三重・奈良・和歌山 21.6万円 38万円 31.2万円
京都 8万円 40万円 22.3万円
大阪 7.56万円 30万円 23.5万円
兵庫 16万円 30万円 26.6万円
岡山・山口・鳥取・島根 18万円 35万円 24万円
広島 18万円 36万円 26.4万円
徳島・香川・愛媛・高知 26.5万円 32.4万円 28.1万円
福岡 7.56万円 32.4万円 22.4万円
長崎・熊本・佐賀 20万円 30万円 27万円
大分・宮崎・鹿児島 24万円 35万円 28万円
沖縄 19万円 28.5万円 21.9万円
カテゴリー:レーシック
最終更新日:2021/02/18

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