2017/05/30
遠くも近くもバッチリ!老眼治療リーディングアイの方法・費用まとめ
目次
品川近視クリニックの老眼治療「リーディングアイ」とは
何事も年齢とともに進んでしまう物は、防ぐのが難しいですよね。
老眼もその1つで、早い人は40代から進行が始まるようです。
以前は、老眼になってしまったら老眼鏡を作るしか手はなかったのですが、最近では様々な老眼治療が出てきています。
今日は最先端の老眼治療であるリーディングアイに注目してみます!
カムラインレーを目の中に挿入して視力回復
リーディングアイは「レーシックカムラ」とも言われ、多くの眼科で老眼治療として行われています。
リーディングアイでは、片目にカムラインレーという薄いリング状のレンズを眼内に挿入し、視力回復を図ります。
カムラインレーは直径約3.8mmほどしかなく、挿入しても黒目内に治まってしまう大きさです。
真ん中に小さな穴が開いていて、この穴がリーディングアイの治療でとても重要な働きを担います。
ピンホール効果で近くの物が見られる
老眼は、普通の屈折異常である近視や遠視とは原因が異なり、加齢による水晶体の弾力不足が原因で近くが見えづらくなってしまいます。
リーディングアイによる治療を行うと、カムラインレーの小さな穴から対象物を見ることでピンホール効果が得られ、近くの物も見えるようになります。
ピンホール効果とは、小さな穴を通して物を見ることで、目の中に入ってくる光を制限し、図のように物がはっきり見える範囲(焦点深度)が広くなる効果です。
見えにくい物を目を細めて見る時の効果と同じです。
リーディングアイでは、カムラインレーを入れることでピンホール効果により近くのものをしっかりと見ることができるようになる治療法です。
リーディングアイのメリット、デメリット
老眼治療を検討している人にとってもは、メリット、デメリットはとても気になりますよね。
リーディングアイでのメリット、デメリットとは一体どのようなことがあるのでしょうか?
メリット
リーディングアイには、以下のようなメリットが挙げられます。
- 遠くの視力に変化を与えにくい
- 近視、乱視などの矯正も可能
- リングは取り外せる
- 半永久的に効果がある
- 他の老眼治療に比べて見え方の質が良い
特に今までの老眼治療に比べて、リーディングアイの全体的な見え方の質はとても高いと言えます。
老眼治療では他にもモノビジョンレーシックや遠近両用白内障手術がありますが、リーディングアイの方が見え方が安定していたり、副作用のリスクが少ないなどメリットがあります。
またモノビジョンレーシックは比較的新しい治療方法なので、リーディングアイの方が症例数なども多くなり、多くの実績があります。
近くの見え方 | 遠くの見え方 | 見え方の質 | 実績 | |
---|---|---|---|---|
リーディングアイ | ◎ | ◎ | ◯ | ◎ |
遠近両用白内障手術 | ◯ | ◯ | ◯ | ◎ |
モノビジョンレーシック | ◯ | △ | ◯ | ◯ |
デメリット
リーディングアイにはデメリットも存在します。
カムラインレーは視力の矯正をするわけではないので、カムラインレーが視力を調節することはできません。
その為、老眼が進行してしまったら、また見えにくくなることがあります。
レーシック後にリーディングアイは受けられる?
リーディングアイを検討している方の中には、レーシックを行っている人もいるのではないでしょうか?
レーシックを行っても老眼は進行してしまいます。
レーシックをしていてもリーディングアイは受けられるのか、気になりますよね。
レーシックをした後でも、リーディングアイを受けることは可能です。
レーシックと同時に老眼治療もできる!
老眼に悩む人の中には、老眼の症状だけでなく近視や乱視などの屈折異常に悩む人もいるのではないでしょうか。
リーディングアイはレーシックと同時に行うことも可能で、カムラインレーを入れる時に屈折率を矯正してからカムラインレーを挿入することができます。
老眼だけでなく、屈折異常も矯正出来るので早い年齢から老眼に悩む人などは一気に視力回復を図ることができますね。
リーディングアイ手術の流れ
老眼治療のリーディングアイといっても、どのような治療方法を行うかわかりませんよね。
手術の大まかな流れを紹介します。
リーディングアイのみの場合
リーディングアイの治療の流れは、以下の通りです。
- 点眼麻酔を行う
- フェムトセカンドレーザーでカムラインレーを入れるポケットを作成する
- カムラインレーをポケット内に挿入する
- 点眼麻酔を行い終了する
リーディングアイの手術は短時間で、10分程度で終了するので入院の必要はありません。
レーシックと同時に行う場合
レーシックと同時にリーディングアイを行う場合は、このような流れです。
- 点眼麻酔を行う
- フェムトセカンドレーザーでフラップを作成する
- フラップを開きエキシマレーザーで屈折率を変化させ近視などを矯正する
- フラップの下にカムラインレー(片目のみ)を挿入し、フラップを閉じます
- 点眼をし消毒を行う
手術時間もごく短時間で済むので、日帰りで行うことができます。
リーディングアイの治療メニュー・費用
リーディングアイがメリットの多い治療方法というのはわかっても、やはり費用は気になる所ですよね。
リーディングアイといっても沢山の治療メニューがありますので、一覧で費用を詳しく解説します。
リーディングアイ・プラス
リーディングアイ・プラスはレーシックと同時にリーディングアイを行いますので、近視や乱視を矯正することができます。
ステータス | 費用(税抜き) |
---|---|
非会員 | 33.7万円 |
サポート会員 | 29.1万円 |
3年の保証期間がついた料金です。
アマリス750リーディングアイ
アマリス750リーディングアイもレーシックと同時にリーディングアイを行いますが、使用する機器が異なります。
最先端のアマリス750という機器を用いて視力を矯正しますので、見え方の質などが向上します。
アマリス750リーディングアイの費用としては
ステータス | 費用(税抜き) |
---|---|
非会員 | 42.8万円 |
サポート会員 | 39.1万円 |
3年の保証期間がついた料金です。
リーディングアイが受けられる条件
レーシックなども治療を受けるのに条件がいくつかありますが、リーディングアイも条件があります。
- 年齢は40歳以上(福岡、札幌院では65歳まで)
- 白内障や緑内障の疾患がない方
- 白内障手術から半年以上経過している
- 適応検査で手術可能となった方
リーディングアイを行う時には白内障や緑内障を発症していないというのが、大切になってきます。
白内障なども加齢とともに発症しやすいので、適応検査を受けた時に気がついた、というケースもあります。
そういった場合には、まず白内障などの手術を行って半年が経過し、目に異常がないのを確認してからリーディングアイの治療になります。
実際の効果や評判は?口コミ・体験談をチェック
リーディングアイは以前は近視のレーシックを行ってから老眼治療のカメラを行っていましたが、今はリーディングアイに進化し失敗例も少なくなりました。
評判はとても良く、見え方の質も向上した方が多くいますので、体験談を紹介しますね。
目を細めて読む癖がなくなった
今まで視力がとても良かったので、眼鏡を使ったことがありません。
しかし年齢のせいか徐々に老眼がはじまり手元の文字が見えずらくなり、生活にも支障が出るようになりました。
そこで知ったリーディングアイの手術の話。眼鏡を使う前に一度手術をしてみようと思い、勇気を出しで品川クリニックさんでお世話になりました。
驚くほど視力が改善して、目を細めて読む癖も今ではまったく無くなりました。
もっと早くに手術を受けていればよかったです。
出典:http://www.jobocklandt.be/
リーディングアイ治療なら品川近視クリニック
住所 | 東京都千代田区 有楽町2-7-1 有楽町イトシアオフィスタワー13F |
---|---|
アクセス | JR 有楽町「銀座口」・「中央口」徒歩1分 |
診療時間 | 年中無休 10:00~20:00 |
*サイトの情報や紹介している商品は、記事の内容に則して最適だと判断したものを紹介していますが、実際に利用し判断・行動する場合は、ご自身の責任の上で行ってください。
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