2018/01/31

レーシック, ,

【突撃取材】新宿近視クリニックを徹底取材!最新の治療法ICLについて聞いてきた!

レーシックやリレックススマイルといったレーザーを使った屈折矯正手術の他、目の中にレンズを入れる屈折矯正手術のICLなど、様々な治療を行っている眼科クリニック、新宿近視クリニックへ取材に行ってきました!それぞれの治療法がどういった方に向いているのかなど、これから治療を検討されている方必見の内容です!

目次

屈折矯正治療の人気クリニック「新宿近視クリニック」へ取材に行ってきました!

新宿近視クリニック
今回視力回復ゼミ編集部は、レーシック治療などの屈折矯正を行っている新宿近視クリニックへ取材に行ってきました!

新宿近視クリニックは新宿にしかありませんが、それにも関わらず治療実績は10万人を超える人気のクリニック
です。

今回の取材では、新宿近視クリニックの苅谷麻呂先生にお話を伺いました!

新宿近視クリニックが選ばれる理由とは

新宿近視クリニックが選ばれる理由

Q.新宿近視クリニックの強み・ウリをお聞かせください!

当院はレーシックの機械もありますし、リレックススマイルと呼ばれるレーシックのようにフラップを作らない手術の機械もあります。
また、ICLという目の中に特別なレンズを入れる手術も行っておりますので、非常に幅広い手術の中から最適な方法をご提供できる
点が、当院の強みであり、患者様に選ばれている理由だと思っています。

新宿近視クリニックではレーシックの他、リレックススマイルやICLといった最新の治療を扱っているとのことです!
 
リレックススマイルの詳細については以下の記事を参考ください。


新宿近視クリニックはこのリレックススマイルを4年前からいち早く導入したクリニックで、業界トップクラスの症例数があります。
 
ICLについては後述で詳しく質問させていただいたので、そちらを参考ください!

Q.患者さんが治療を行う理由・きっかけはどのようなものでしょうか?

やはり、メガネやコンタクトレンズが煩わしいといった純粋な理由が多いかと思います。
 
最近では近視度数が強い人の割合が増えてきたこともあって、日常生活の不自由な部分を無くすために治療を希望される方がほとんどです。

 
Q.患者さんはどのような年代や職業の方がいらっしゃいますか?

職業についての偏りはありませんが、20代後半から30代の方が多いですね。
 
10代の方もいらっしゃいますが、レーシックなどの屈折矯正手術は適応年齢が18歳からなので、あまり多くはありません。
その代わり10代の方はオルソケラトロジーといった、寝ている間に特別なコンタクトレンスを挿入して矯正する治療法が人気ですね。

新宿近視クリニックの治療方法について

Q.適応検査の結果で、手術を受けられない方はいらっしゃいますか?

適応検査の結果

受けられない、ということはほとんどありません。
幅広い術式があるため、検査を受けた約99.7%の方は何らかの手術は受けることが可能です。
 
ただ、検査や診察の内容から、最初に患者様自身が受けたいと思った治療とは違うものをご提案させていただくこともあるので、全ての方が手術を行うかというとそうではありません。
実際には8割程度の方が検査から手術に進まれますね。

Q.治療法や手術メニューはどのように決めるのでしょうか?

治療法や手術メニュー

まず適応検査にお越しいただくのですが、その時機械で屈折度数を測り、角膜の形や同時に厚さを確認します。
その後視力検査を行います。
 
そういった検査の内容から、どの治療、手術が行えるのか、検査員である視能訓練士からカウンセリングを通してお話させていただきます。
一つの手術だけではなく複数の選択肢ができる場合があるので、患者様の希望についても一緒に伺いながら治療法を決めていきます。
 
カウンセリング後に診察といった流れになるのですが、その時また医師から治療の詳細についてお話させていただきます。
手術となるとやはり不安に思われる患者様も多いので、丁寧なご説明ができるよう気をつけています。

新宿近視クリニック

Q.人気の治療方法はありますか?

新宿近視クリニック人気の治療方法

手術割合はICLが50%、レーシックが40%、リレックススマイルが10%となっていて、最近は特にICLが人気です。
レーシックに関しては、その中でも種類があるのですが、ほとんどVario Designレーシックになります。

デメリットが少ない!最新の治療法「ICL」が人気

新宿近視クリニックICL
人気の治療方法を伺ったところ、レーシックよりも目の中にレンズを入れて矯正するICLが最も割合が高いとのことでした!
その理由について更に詳しく聞いてみました。

Q.ICLが人気である理由はなんでしょうか?

ICLが人気である理由

ICLとは目の中の虹彩と水晶体の間のスペースに特別なレンズを入れる屈折矯正手術で、レーシックでは矯正できない強度近視の矯正もできます。
 

その矯正範囲の広さもですが、リスクが少ない点も人気の理由ですね。
ICLには水晶体が濁ってしまうリスクがあったのですが、それも今はもうほとんどありません。
 
目の中には水が入っていて絶えず循環しているのですが、この水の流れを止めてしまうと水晶体が濁ってしまうことがあります。
しかし今ICLで使っているレンズには穴が空いていて、この穴のおかげで水の流れが滞らないようになっています。
昔のレンズには穴が空いていなくて、目の中の水の循環が滞りやすくなる欠点があり、水晶体の表面に淡い濁りが2%ぐらいの確率で発症してました。
現在はレンズに穴を開けることで確率は激減して、発症することはほぼなくなっています。
 
ICLは手術成績も非常に良く、翌日、もしくは翌々日には視力が回復したり、リスクも少ないことから、当院としてもおすすめの手術方法ですね。

Q.前房型のフェイキックIOLとの違いはあるのでしょうか?

ICLは別名後房型フェイキックIOLとも呼ばれるもので、似た手術に前房型フェイキックIOLが存在します。
現在人気が高まっているICLとフェイキックIOLの違いについて伺ってみました。

ICLの図解
ICLの図解
出典:https://www.sbc-lasik.jp/icl/about.html
レンズを設置する場所と手術の難しさですね。
 
後房型のICLが出てくる前は前房型のフェイキックIOLが行われていたのですが、前房型は虹彩のところに洗濯バサミでひっかけるように設置するので手術が難しいんです。
それに対して後房型であるICLは虹彩の後ろにレンズを入れて終了なので、前房型より手術が簡単で、手術成績も良いです。
 
あと合併症においても少し違いありますね。
角膜の後ろに角膜内皮細胞という角膜の透明性を維持するものがあるのですが、レンズがその細胞と距離が近いと、肝心の細胞が減ってしまうことがたまにあります。
後房型のICLはレンズが虹彩の後ろにあり距離が離れているので、減少することがほとんどありません。
更にレンズが穴あきになったため、昔よりももっと良くなりました。
 
穴なしレンズは稀に白内障の報告がありましたが、穴あきレンズになってからそういった報告は上がってきていません。

ーー目にレンズを入れるという不安があると思うのですが……ーー

現在のところ、屈折を矯正して視力を改善させるためには、角膜を削るかレンズを入れるかしかありません。
 
そこでレンズを入れることに不安を感じている方に是非知っていただきたいことがあります。
ICLは白内障手術とほぼ同じような手術なんです。

 
老化現象で顔にシワができることと同じように、人間は歳をとると水晶体に濁りができて白内障になってしまいます。
水晶体は一度濁ってしまうと残念ながら改善のしようがないので、手術で水晶体を人工レンズに置き換える必要があるんです。
ほとんどの方がこの白内障手術を経験されてますし、またこれから経験することになります。
 
そう考えると、ICLに対する不安が少し解消されるかなと思います。
またICLのレンズと白内障で使うレンズは材質もほとんど一緒なので、あまり不安にならずに検査や診察を一度受けにきていただきたいと思ってます。

白内障手術は国内だけで年間140万件ほど行われている手術で、外科手術の中では最も多い手術の部類になります。
 
苅谷先生も言っている通り、そう考えると目の中にレンズを入れることの不安は少し解消されるかもれしません。

ICLの手術と白内障の手術の難易度は同じくらいなのでしょうか?

いいえ。
白内障手術よりICLの手術の方が圧倒的に簡単です!
ただ簡単ではありますが、機械でレーザーを制御するレーシックより手技が問われる手術ではあります。
レーシックは認定がなくても手術を行えますが、ICLはICL認定がなければ手術を行ってはいけません。
その点については当院の医師は全員ICL認定医で、私はその認定医を指導する立場である指導医(ICLインストラクター)なので、安心いただければと思います。

全員ICL認定医

Q.人気の治療法は、それぞれどういった方に適してますか?

レーシックとリレックススマイルは近視度数が軽度近視から中等度近視の方におすすめですね。
 
またリレックススマイルはレーシックのようにフラップを作らずに、目に小さな切れ込みを作って、その切れ込みからわたぬきをするみたいに角膜を除去し、矯正を行う手術方法です。
そのためフラップが癒着するまでに発症リスクがあるドライアイやハログレアなどの合併症が抑えられるので、なるべく合併症を避けたい方におすすめですね。
またフラップを作らないので衝撃に強く、格闘技やスポーツをやっている方にもおすすめです。
 
ICLは、レーシックやリレックススマイルでは矯正できない強度近視の方におすすめです。
 
軽度近視の方も手術は行えるのですが、レンズの発注に少し時間がかかってしまいます。
レンズは国内で認可されているものを使用しているのですが、軽度近視用のレンズは別で輸入しないと提供できないため、検査から手術まで2〜3ヶ月ほどかかってしまいます。

寝ている間にコンタクトレンズをつけることで矯正するオルソケラトロジーは、18歳未満で、未成年の方が一番良い適応となっています。
またコンタクトレンズを装着するだけなので、成人の方で手術への不安が強い方におすすめです。
ただオルソケラトロジーが矯正できるのは軽度近視の方のみになるので、一度適応検査を受けていただいてから、実際に治療可能か確認します。

近視の分類
0~-3.0D未満 軽度近視
-3.0D以上〜-6.0D未満 中等度近視
-6.0D〜以上 強度近視

人気の治療法は、それぞれどのような人におすすめかを伺ったところ、

  • レーシック:軽度近視から中等度近視までの方で、手術料金を抑えたい方
  • リレックススマイル:中等度近視までの方で、ドライアイやハロ・グレアなどの合併症のリスクを抑えたい方
  • ICL:レーシックやリレックススマイルができない強度近視の方
  • オルソケラトロジー:軽度近視の未成年の方や手術をしたくない成人の方

と、近視度数で明確に分かれました。
ICLで軽度近視を治療する場合は、通常よりもレンズの発注に時間がかかるとのことです。

Q.合併症はどのくらいの確率で発症しますか?

レーシックにはドライアイ、ハロ・グレアといった合併症があるのですが、ドライアイは30%程度、ハロ・グレアは40%程度の方に症状があらわれます。
 
ですが両方とも3ヶ月から半年ほどで、症状は落ち着いて気にならなくなるので安心してください。
 
あと近視戻りといって、術後視力が回復してもまた視力が下がってしまうことがあるのですが、そちらはレーシックが4〜5%でリレックススマイルが2〜3%ほどです。
 
ICLはドライアイもハログレアもレーシックと比べると生じづらく、また角膜を削らないので近視戻りが起こることはありません。

Q.合併症が発症した場合どのような治療が行われるのでしょうか?

ドライアイやハログレアに関しては症状が落ち着くまで点眼指導を行い、もし近視戻りが起きた場合は再手術を行っています。
 
リレックススマイルは片眼につき一回しか手術ができないので、リレックススマイルの場合はレーシックで再手術となります。

Q.手術は何人ほどのスタッフで行っているのでしょうか?

レーシックもICLも医師1名と、臨床工学技士1名、看護師1名で行っています。
医師は手術を行い、臨床工学技師と看護師は薬剤や器具の準備をしていて、お互い連携を取りながら手術を進めています。

Q.手術は1日何件ほど行っているのでしょうか?

今は1日大体3件ほどです。
あくまで一例ではありますが、午前中ICLを1件、午後にまた別のICL手術を行い、夕方はレーシック手術を行ったりしています。
 
月で換算すると約80件ほど、在勤の医師3名で手術を行っていますね。

Q.どのような思い、理念を持って患者さんに接してますか?

新宿近視クリニックの理念

日常生活でコンタクトレンズやメガネを使うのが煩わしいなって思う方は、ぜひ一回検査にお越しいただければ、何らかの手術は適応になりますので視力回復の手助けになれるかと思います。

今回取材させていただいた新宿近視クリニック

新宿近視クリニック紹介

  • 幅広い治療方法があり、最適な方法が提供可能
  • 業界トップクラスの症例数と実績
  • 99.0%の高い患者満足度
  • 経験豊富で確かな腕を持つ眼科専門医が在籍
  • 使用するのは最新の治療機器
  • 安心の術後の保障制度あり
  • 無料適応検査を実施中
新宿近視クリニック
今回は新宿近視クリニックの苅谷麻呂先生に取材を受けていただきました!
基本的なことや細かいことにも丁寧にお答えいただき、ありがとうございました。
 
苅谷先生は、模型やシートを使用しながらとても分かりやすく教えてくださる先生でした!
また終始笑顔でお話されるので、患者さんもきっと安心しながら治療を検討できると思います。
 
取材後に院内を見学させていただいたのですが、とても綺麗で清潔なクリニックで、落ち着いた印象を受けました。
 
新宿近視クリニックは幅広い治療を行っているので、視力を改善させたいと悩んでいる方は、是非一度適応検査を受けてみることをおすすめします。
現在は月一で説明会も行っているので、不安や疑問に思っていることは気軽に相談してみてはいかがでしょうか。
 
土日祝前日は混むため、その期間を希望される際は早めに予約をすると安心とのことでした。

新宿近視クリニックで受けられる人気の術式

施術名 手術料金 保障期間
ICL (屈折値-9D以上) 両眼 678,000円
片眼 399,800円
3年
ICL (屈折値-5D〜-9D未満) 両眼 638,000円
片眼 379,800円
3年
ICL (屈折値-5D未満) 両眼 598,000円
片眼 349,800円
3年
ICL乱視用 両眼+108,000円
片眼+54,000円
リレックススマイル 両眼 349,000円
片眼 185,300円
3年
リレックススマイル2.0 両眼 398,000円
片眼 209,800円
3年
iFSイントラレーシック
オプティマイズ
両眼 298,000円
片眼 159,800円
1年
Vario Designレーシック 両眼 349,000円
片眼 185,300円
3年
Max Vario Designレーシック 両眼 398,000円
片眼 209,800円
3年
オルソケラトロジー
コンフォートレンズ
両眼 188,000円
片眼 94,000円
オルソケラトロジー
プレミアムレンズ *角膜乱視が-1.25Dを超える方のみ適応
両眼 218,000円
片眼 109,000円

アクセス情報

病院名 新宿近視クリニック 新宿院
住所 東京都新宿区歌舞伎町2-46-3 西武新宿駅前ビル7F
アクセス 西武新宿線西武新宿駅北口徒歩0分
JR新宿駅東口徒歩10分
東京メトロ丸ノ内線新宿駅徒歩10分
最終更新日:2021/03/08

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