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遠視の治し方とは?最新の治療法まとめ

近視乱視など、屈折異常による視力の低下にはいくつか種類があります。遠視も屈折異常の一つで、遠視になると目の見え方に問題が生じてきます。ここでは遠視の治療方法やトレーニング方法を解説します。

遠視とは

遠視 遠視とは

近視乱視、遠視などの屈折異常の中でも、遠視は「単純に遠くが見えて近くが見えにくい」ということしか知られていないのではないでしょうか?

人は対象物を見る時、目に入ってきた光を水晶体で屈折させて網膜へ映し出し、初めて対象物を認識します。

このとき、焦点が網膜より手前で結ばれてしまうことを近視といい、焦点が網膜より後ろで結ばれてしまうことを遠視と言います。

遠視の代表的な症状には、近くの文字などがぼやけるや、軽い遠視の場合には調節機能が働いて焦点を網膜へ持っていってしまうので、常に疲れ目の症状が現れるなどがあります。

遠視の度数はD(ジオプトリー)という単位で表せられますが、0D〜2Dでは弱度遠視、2D〜5Dで中等度遠視、5D〜10Dが強度遠視、10D以上は最強遠視と言われています。

老眼との違いは?

遠視 老眼との違いは?

近くの対象物を見るとぼやけるのに、遠くの対象物を見るとはっきりと見える、という症状が代表的な遠視ですが、老眼も同じ症状ですよね。
では、遠視と老眼は何が違うのでしょうか?

実は遠視と老眼では、発症する原因が異なります。

老眼では、年齢が上がるとともに水晶体の弾力性が低下し、水晶体を厚くすることができなくなってしまいます。
そのため近くに焦点が合わなくなってしまうのです。

それに対して遠視は、水晶体が光を屈折する力が弱かったり、もともと目の奥行きが短いため、焦点が網膜よりも遠くで合ってしまうことが原因です。

老眼と遠視の症状はどちらもあまり変わりありませんが、実は原因が異なっていたんですね。

子供も遠視になる

遠視 子供も遠視になる

老眼は老化による水晶体の弾力不足なので、発症するのは40歳以上が普通で、若い人が発症することはありません。

一方遠視はいわゆる屈折異常なので、子どもに発症することはあります。
ところが子どもは大人と違って目の調節力が高いため、症状が現れない場合が多く、気がつかない事があります。

しかし気づかないまま放置していると、軽度遠視が段々と悪化して強度遠視になる危険があります。

強度近視になると、

  • 絶えず目が調節力を使っているため疲労が溜まりやすく、集中力がない
  • 内斜視や弱視になる

などの症状が出てしまいます。

内斜視

内斜視とは、正面を向いた時に片眼の瞳が鼻側へ偏位する状態を指します。

強度遠視の場合には、ピントを合わせるために強い調節力が必要になるので、その調節力が原因で内斜視になってしまいます。

弱視

強度の遠視ではピントが合いづらく、子どもの場合、視力の発達が止まって弱視になるリスクがあります。

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遠視の治療方法

近視といえばレーシックやオルソケラトロジーなど、多くの治療方法がありますよね。
では、遠視ではどのような治し方があるのでしょうか?
メリットデメリットも合わせて紹介しますね。

コンタクト、メガネ

遠視 コンタクト、メガネ

一番オーソドックスな方法は、メガネやコンタクトレンズによる矯正方法。

遠視の場合、凹レンズで矯正する近視と異なり凸レンズで光を集めて網膜へ写し視力を回復させます。

コンタクトレンズも遠視専用のコンタクトレンズが販売されていたり、カラコンでも遠視用が出たりと矯正の幅は広がっていますね。

メリット

メガネやコンタクトレンズのメリットといえば、なんと言っても気軽に視力の矯正が出来るということです。

メガネの場合は、気分によって色々なメガネを作ることが出来ますし、ファッションアイテムとして使うこともできます。

コンタクトレンズも、カラコンなど色々な色が出ているので、おしゃれに合わせて交換することが出来ます。

また、手術と違って直接目に手を加えるのではないので、目に対するダメージは少なく、比較的安心で安全な矯正方法と言えます。

視力が変化してもすぐに作り変えたり、度数を変更できるのも大きなメリットです。

デメリット

メガネやコンタクトレンズのデメリットと言えば、煩わしさがあるという点です。

スポーツを思い切り楽しめなかったり、オシャレによっては、メガネをかけたくない場合でもメガネをかけない限り、視力は回復しません。

コンタクトレンズも同様で、コンタクトレンズをつけている間しか視力は回復しませんし、ケアを怠ると感染症のリスクもあります。

また、コンタクトレンズが合わない人だと異物感があったり痛みを感じたり、つけることに強いストレスを感じてしまう場合もあります。

酸素透過率が悪いコンタクトレンズを使用していると、角膜の細胞数が減るリスクもあります。

こういう人におすすめ

【メガネ】

  • 目に負担をかけたくない人
  • ドライアイが強い人

【コンタクトレンズ】

  • ケアをしっかり行える人
  • 目に異常があった場合、すぐに病院へ行くことが出来る人
  • カラーコンタクトレンズでオシャレを楽しみたい人

アイパッチを用いた遮蔽(しゃへい)法

遠視 アイパッチを用いた遮蔽(しゃへい)法

遮蔽法とは、遠視が弱視を引き起こすことを防いだり、弱視の目を改善するための方法です。

強い遠視の場合、弱視になることがあります。
たとえば片方の目の遠視が強い子の場合、遠視が弱い方の目ばかりを使ってしまうので、遠視が強い方の目の発達が遅れ、片目だけ弱視になってしまいます。
これを不同視弱視と言います。

不同視弱視はできれば3歳まで、遅くとも5歳までに治療をすることが大切です。
不同視弱視の治療には、片眼をアイパッチで遮断し、遠視用メガネをかけて弱視の目だけで物を見る訓練、「遮蔽法」を実施します。
視力が悪い方の目を使わせることで、脳を活性化させて視力の向上を図ります。

不同視弱視は治療が難しく、中々改善されにくいですが、出来る限り早期治療をすることが後々の視力改善に繋がります。

両眼が弱視であることよりも、片目の弱視の方が度合いが強いので深刻になってきます。
早期発見、早期治療が大切です。

メリット

  • 早期治療を開始すると、視力が改善されやすい
  • 手術などの痛みなく治療することが出来る
  • 子どもでも治療が出来る

デメリット

  • 思うように治療が進まない事がある

こういう人におすすめ

  • 年齢が低い
  • 不同視弱視である

年齢が低いことが何よりも大切になってきます。
もちろん、この年齢でないと治療出来ないと言う事ではありませんが、出来る限り年齢が低いほうが治療の成果を感じやすくなります。

レーシック

遠視 レーシック

近視治療として近年メジャーな治療法になりつつあるレーシック。
実はレーシックでも遠視を矯正することが出来ます。

しかし、レーシックで矯正できる遠視の強さは6Dが限界とされており、それ以上強い遠視はレーシックで治せません。

レーシックで近視を直す場合、角膜を凹レンズのように削りますが、遠視の場合には凸状になるように角膜を削ります。

そうすることで、焦点が近くに寄り、遠視の症状を改善します。

メリット

  • 一度手術をすると永久的に視力を回復する事が出来る
  • メガネやコンタクトレンズなどが入らず裸眼で過ごすことが出来る
  • スポーツを思い切り楽しむことが出来る

デメリット

  • 矯正する範囲の限界がある
  • 一度行うと元に戻す事は出来ない
  • 金額が高額になる
  • 失敗したり、思うように視力が回復しない危険がある
  • 乱視になったり、視力がまた低下してしまうと再手術をしなければならなくなることがある

こういう人におすすめ

  • 30歳以上の人
  • メガネやコンタクトレンズが煩わしい人
  • スポーツなどを思い切り楽しみたい人

レーシックは、視力の低下が止まっていない年齢で行うと、手術をした後に視力が低下してしまうことがあります。

再手術を受けることもできますが、角膜が薄くて受けられない人もいて、その場合はめがねやコンタクトを使う必要があります。

フェイキックIOL、ICL

遠視 フェイキックIOL、ICL

フェイキックIOLとは、専用のコンタクトレンズを目の中に挿入することで視力を回復する方法です。

フェイキックIOLはレンズを入れるだけなので、強度遠視にも対応することが出来るのでレーシックのように、度数の限界はありません。

フェイキックIOLには前房型と後房方(ICL)があり、虹彩と角膜の間に挿入する前房型に対して、後房方は水晶体と虹彩の間にレンズを挿入します。
今は安全性が高い後房方が主流です。

どちらも、レンズを入れているだけなので度数が変更したかったり、将来的に目の疾患で手術をしないといけない場合には取り出すこともできます。

しかしフェイキックIOL自体、視力の安定性が高く安心して治療する事が出来ますので、強度遠視など矯正が難しい遠視の場合には一度検討してみてくださいね。

メリット

  • 強度遠視も治療することが出来る
  • レンズを目の中にいれるだけなので、治療後すぐに効果を実感できる
  • レンズを取り出したり交換することが出来る
  • 安全性、安定性がある

デメリット

  • まれに白内障を誘発することがある
  • 値段が高額になる

こういう人におすすめ

  • レーシックでは対応できない強度遠視の人
  • 手術が怖いけれど裸眼で過ごしたい人
  • 20歳以上45歳以下

フェイキックIOLですが、多くの眼科が年齢制限を設定しています。

視力は年齢によってはまだまだ進行してしまいます。
進行が止まらない時に矯正をしても、また視力が下がってしまうことがあります。

そうなるとせっかくした矯正をまたしなくてはなりません。
なので、ある程度進行がとまる20歳以上になっています。

45歳以下というのも白内障の症状が出てレンズが合わなくなることがあるために、45歳以下になっています。

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それぞれの治療費用はどのくらいかかる?

遠視 それぞれの治療費用はどのくらいかかる?

【1年間の費用の相場】

メガネ 約5,000円〜2万円前後
コンタクトレンズ 約2万円〜3万円前後(+ケア用品代3,000円程度)
レーシック 約7万円〜50万円前後
フェイキックIOL 約40万円〜70万円前後

やまり費用で見るとメガネが一番安くすみますが、視力がどんどん変化してしまうと、メガネも作り変えることになるので値段はあがっていきます。

また、レーシックの値段の幅が大きいのは、最も安いメニューだと7万円ほどで施術もされますが、最先端の機器や新しい方式の手術になると50万程度かかってきます。

レーシックやフェイキックIOLはトラブルや視力の低下がなければ、一度受けるとそれ以降は値段は変わってきません。

ぱっと見るとレーシックやフェイキックIOLは高額ですが、メガネやコンタクトレンズをコンスタントに交換していくと、あまり値段が変わらなくなることもありますので、しっかりと検討してみてくださいね。

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トレーニングで改善することもある

遠視 トレーニングで改善することもある

遠視はトレーニングで改善することもあります。
というものの、完全に遠視すのは個人が行うトレーニングではとても難しく、レーシックやフェイキックIOLといった方法でしが完全に遠視でなくなる方法は今のところありません。

しかし、軽い遠視の時にトレーニングを行うことで症状が改善されたり、悪化を抑制することは充分に可能になります。

*トレーニングの方法

① アイパッチで片目を隠す
②そのまま10分間遠くを見てすごす

アイパッチはよく見える方の目を隠して行いましょう。
遮蔽法と同じ方法になりますが、ゆっくりとリラックスして遠くを見るようにしましょう。

眼筋をほぐすトレーニングも効果的

眼筋を鍛えるトレーニングも遠視の改善トレーニングとしては効果があります。
毎日行うことがポイントです。

①顔は動かさず視線を上に動かした後、中央に戻します。
②時計と同じように1時、2時、3時の方向に順番に視線を動かして1周します。
③1周し終わったら、こんどは下(6時)の方から逆回りに5時、4時、3時というように1周します。

やりすぎには注意してください。

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オルソケラトロジー、リレックスマイルでは治すことができない

遠視 オルソケラトロジー、リレックスマイルでは治すことができない

次世代の視力回復術として注目されているオルソケラトロジーリレックススマイルですが、この2つは遠視を矯正することは出来ません。

手術などで遠視を矯正する方法は今のところレーシックとフェイキックIOLになります。
しかし医学は日進月歩なので、遠視の矯正方法が新しく確立することもこの先あるかもしれません。

これからの医学の発展に期待ですね。

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遠視矯正手術を行っているクリニック

遠視の矯正を行っているクリニックは、大手では品川近視クリニック、神戸神奈川アイクリニック、新宿近視クリニックがあります。

この3院は、大手の視力矯正専門クリニックとして、多くの症例数や高い技術がありますので、遠視で悩んでいる人は一度相談してみてくださいね。

品川近視クリニック

品川近視クリニック

品川近視クリニック

0円

  • 全国5拠点
  • 症例数120万症例
  • 提携ホテルや託児所も完備
  • 無料適応検査を実施中

サイトで購入
住所  東京都千代田区有楽町2-7-1有楽町イトシアオフィスタワー13F
電話番号 0120-412-772
診療時間 10:00〜20:00
アクセス JR有楽町「銀座口、中央口」から徒歩1分/東京メトロ丸ノ内線、日比谷線、銀座線の「銀座駅」から連絡通路あり

品川近視クリニックはレーシックの症例数が大手のクリニックでも、圧倒的に誇っています。
もちろんフェイキックIOLも行っています。

費用

【レーシック】

スタンダードレーシック 7万円
スタンダードイントラレーシック 8.6万円
品川イントラレーシックアドバンス 14.7万円
スタンダードZレーシック 20.4万円
クリスタルZレーシック 23.2万円
アマリス750Zレーシック 29.7万円
レクスト 32.4万円

【フェイキック】

フェイキックIOL(アルチフレックス) 46万円
フェイキックIOL(アルチザン) 55.2万円
ICL 64.5万円

新宿近視クリニック

新宿近視クリニック

新宿近視クリニック

0円

  • 症例数10万症例以上
  • 徹底した衛生管理
  • 無料適応検査を実施中

サイトで購入
住所   東京都新宿区歌舞伎町2-46-3西武新宿駅前ビル7F
電話番号 0120-66-0149
診療時間 10:00〜19:00
アクセス 西武新宿線 新宿駅北口 徒歩すぐ

新宿近視クリニックはフェイキックIOLやレーシックを行っています。
特にフェイキックIOLの手術を多く行っていますので、一度検討してみてくださいね。

費用

【レーシック】

iFsイントラレーシック 19.8万円
iFsイントラレーシックオプティマス 23.8万円
custom Fitイントラレーシック 27.8万円
Vario Design レーシック 32.9万円
SBKレーシック 9.4万円

【フェイキック】

ICL ‐7,5D未満 両眼 49.8万円 片目 259,800円
ICL -7,5D〜-10D未満 両眼 59.8万円 片目 309,800円
ICL -10D以上 両眼 63.8万円 片目 329,800円
アルチザン  両眼 407,700円 片目 214,600円
アルチフレックス 両眼 535,600円 片目 278,600円
乱視用 両眼 +10.8万円 片目 +5.4万円

神戸神奈川アイクリニック

神戸神奈川アイクリニック

神戸神奈川アイクリニック

0円

  • 全国5拠点
  • 症例数トップクラス
  • 割引制度充実
  • 無料適応検査を実施中

サイトで購入
住所 東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー35F
電話番号 0120-049-035
診療時間 10:00〜19:00(毎週火曜日、年末年始 休診)
アクセス 東京メトロ丸ノ内線 西新宿駅 直結徒歩2分
費用 オルソケラトロジー 18万円+定期検診 1,000円

神戸神奈川アイクリニックは、全国に5つの都市に開院しているので、とても便利が良いクリニックになります。
レーシックだけでなくフェイキックIOLも行っています。

費用

【レーシック】

スタンダードレーシック 15万円
iFsイントラレーシック 25万円
プレミアムアイレーシック 37万円
プレミアムアイデザインレーシック 40万円
スタンダードエピレーシック、ラセック、PRK 25万円
カスタムエピレーシック、ラセック、PRK 37万円

【フェイキック】

穴あきICL 68万円(乱視の場合+10万円)

こちらの記事では、神戸神奈川アイクリニックで実際に一番受けられている術式などを、詳しく取材してきました。
↓ぜひ病院選びに活用してみてください。

最終更新日: 2017-11-11

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