2017/04/26
【体験談】レーシックしたことすら忘れていた私のレーシック体験記
目次
ぴのらんさんのプロフィール
名前:ぴのらん
年齢:44歳
レーシック歴:8年8ヶ月(2008年8月手術)
レーシックを手術を受けたクリニック:品川近視クリニック
受けた手術プラン:品川エディションスーパーイントラレーシック
(*現在は取り扱いのないプランです)
術前視力・術後視力:(右)0.05 (左)0.04 → (右)1.5 (左)1.2
当記事は、
「レーシックなんてしてないなんて言わないよ体験記 -ぴのらんSTYLE-」
を運営している、ぴのらんさんから寄稿いただいた体験談です。
レーシック手術を受けようと思ったきっかけから、手術の感想、現在の状況まで、手術を受けるにあたって気になることを詳細に執筆いただきました。
これから受ける人、検討している人には必見の内容です!
<以下ぴのらんさんの体験談>
レーシックを受けようと思ったきっかけは友人の体験談
私は、勉強・・・、というよりゲームのやり過ぎだったのか、小学校高学年から視力が徐々に落ち始め、高校入学時には、視力が0.1まで落ちてしまいました。
それからは長年ソフトコンタクトと眼鏡を併用していました。
コンタクトと眼鏡は色々な場面で眼の悪かった私を助けてくれましたが、コンタクトレンズ代、度が進む度に買い換える眼鏡代、約30年という長い年月でかなりの費用がかかりました。
そんな中、2008年の春、私の友人がレーシック手術をしました。
レーシックに関しては、もっと以前から知っていましたが、その当時は「目を手術することの抵抗」、「手術費用が高額」ということから、自分には縁のないものであったと特に気にも留めていませんでした。
しかし、身近な友人が実際にレーシック手術をして、それまでの近眼生活から解放された喜びの声を直接聞くことで、一気にレーシック手術が私の懐に入り込んできたのです。
レーシックをすれば、コンタクトと眼鏡のランニングコストがかからない、スポーツ、旅行をする際に、いちいちコンタクトと眼鏡を持ったか気にしなくてもよい、そう考えると、レーシックのメリットしか考えないようになっていました。
また、心配していた費用面も、私が加入していた生命保険でレーシックが補償対象となっていたので、手術代の負担もかなり軽減されることを知りました。
そして私は友人の紹介で、品川近視クリニックの無料検査を受けに行くことにしたのです。
品川近視クリニックはとにかく広く、患者さんがたくさんいた!
まずは、その広さに圧倒されました。
そして、およそですが300人ぐらいいたでしょう。
これだけ大勢の人がレーシックを受けるのだなと、そう思うと安心した記憶があります。
スタッフの方も役割がそれぞれ決まっていて、悪く言えば「流れ作業」、良く言えば「手際が良い」という表現になるでしょうか。
スタッフ間の連携が取れているので、患者さんの受渡しがスムーズでした。
検査ではデメリットも説明された
私がレーシックを受けた品川近視クリニックでは、国家資格を持つ視能訓練士(ORT)を中心に事前検査をされます。
その正確なデータをもとに眼科専門医がレーシック手術を行います。
相当な人数の方が検査を受けられていたため、およそ3時間という長い時間かかりました。
しかし、それはこれから行う大事な眼のレーシック手術のためです。
最新型の設備と、ノウハウ・最新高等技術を持った経験豊かな視能訓練士による検査を受けることで、より安全でより万全にレーシック手術を受けられるのです。
そしてレーシックのメリットしか頭にない私に、スタッフの方はデメリットもきちんと説明されました。
私が受けることになったレーシック手術メニューは、「品川エディションスーパーイントラレーシック(*)」です。
(*)編集部注:現在は取り扱いがない手術メニューです。
当時のイントラレーシックの最高級のプラン(当時料金17万8000円)となっています。
現在のイントラレーシックには「品川イントラレーシックアドバンス(14万4000円)」があります。
レーシック手術を受ける前の私の視力は、右0.05、左0.04でしたが、手術後は両目とも1.2~1.5になるだろうと説明を受けました。
品川近視クリニックに決めた理由は3つ
デメリットを含めてレーシックを受けるかどうか一瞬迷いましたが、私は品川近視クリニックでレーシック手術を受けることを決意しました。
決め手は3つありました。
まず1つは、「実績」です。
品川近視クリニックの実績は、当時120万件を超えるレーシック手術症例実績数でした。
そして、私の信頼できる友人が実際に品川近視クリニックでレーシック手術を受けたという事実と安心感です。
やはり、身近な人が実際にレーシック手術をして、快適な生活をしているところを見ることが大きかったですね。
余談ですが、私がレーシック手術をした後、レーシックに興味を持っていた友人、先輩、後輩、そして私の嫁、計4人が私の紹介によりレーシック手術を受けました。
もちろん、皆、快適な裸眼生活を満喫しています。
2つめは、「安全」です。
これは当然ですよね。
実は、私がレーシック手術を受けた後、某眼科がレーシック手術のイメージを悪くする事件を起こしました。
杜撰な衛生管理で、レーシック手術を受けた数名が感染症を起こしてしまったのです。
その点、品川近視クリニックは、徹底した衛生管理のもと、アベリーノDNA検査(*2)をはじめ、一人一人にあった検査を行い、安全性の高い医療機器でレーシック手術を行います。
その徹底された安全性が、レーシックを受ける私たちの安心へと繋がると思っています。
(*2)編集部中:現在は更に精度が高いアベリーノユニバーサルテストを実施中
最後は、「補償」です。
品川近視クリニックは、レーシック手術をした後のアフターケアも徹底されています。
手術後の翌日、1週間、3ヶ月後、術後の経過をきちんと検診してくれます。
レーシックは安全というものの、レーシックに限らず、手術というものは100%皆が満足するものではないと思います。
もちろん、問題があっては困りますが、補償は大事です。
レーシック手術前の心境・・・
レーシックについて、色々なサイトやブログを見ると、良い事ばかりではなく、悪い事も書かれていますが、レーシックを受けると決意した私は、友人から生の体験談を聞き、レーシック後の明るい生活しか頭になく、特に不安にはなりませんでした。
とにかく、コンタクトと眼鏡のない生活に憧れていました。
レーシック手術を受けることを決意したのであれば、もう、あれこれ考えても仕方がありません。
私はまな板の鯛状態、もう品川近視クリニックに身を任せるしかありませんでした。
いざレーシック手術当日!
いよいよ、待ちに待ったレーシック手術当日になりました。
私の友人しかり、レーシック手術をした方は結構緊張したと聞いていましたが、私はむしろ楽しみで仕方がありませんでした。
まず初めに言っておきますが、手術中は全く痛みはありませんでした。
目薬用の麻酔を数滴垂らし、準備万端で手術室に向かいます。
私は過去、手術の経験がありませんでしたので、ドラマで見るような手術室に感動しました。
施術台に横たわり、「あぁ、とうとう始まるんだな」と思うと、その瞬間、一気に緊張感で大量の汗が吹き出してきました。
歯医者で虫歯を治療される前の緊張感と似ていて、無意識に全身に力が入っていました。
そして、手術が始まりました。
事前に「数秒間何も見えなくなりますが安心してください」とスタッフの方に説明されていたことが起こりました。
開眼器で強制的に目を開けられているのに、何も見えない、真っ暗な世界になったのです。
正直、これは焦りました。
そしてレーザーで目を焼いている焦げ臭さがプーンと伝わってくる頃、「10、9、8・・・」というカウントダウンが始まり、0を迎えた瞬間視力が戻ったのです。
手術自体は、およそ30秒程度でしょうか。
事前検査、術前検査という長い時間をかけた割に、手術は、あっという間に終わりました。
手術室を出て別部屋に移動する時には、白いモヤみたいなものがかかっていますが、裸眼で歩ける状態です。
別部屋で約1時間、術後の目を休めるのですが、緊張の糸が途切れて疲れ果てた私は今までのコンタクトと眼鏡人生を振り返っていました。
コンタクトを忘れてサッカーの試合に出れなかったこと、眼鏡を川に落として紛失してしまったこと、昔付き合っていた彼女と温泉旅行に行った時、コンタクトを外さなきゃ嫌だと言われたこと・・・、苦い過去の思い出が走馬灯のように蘇ってきました。
「これでもう、あの煩わしい生活とおさらばなんだな・・・」
術後すぐは痛みと白いモヤが・・・
手術後担当医の先生の診断を受け、無事レーシック手術は成功したと説明を受けました。
目薬と寝ている時に目を触らないための保護用眼帯等を受け取り、風やホコリ防止するための保護用眼鏡を装着し、品川近視クリニックを出ました。
もう裸眼で普通に歩けるのですが、先生の説明どおり「白いモヤ」がかかった視界でした。
帰りの電車では、座って目を閉じて休もうかなとも思いましたが、裸眼で見える景色に
感動し、扉横に立ってずっと外の景色を見ていました。
しかし、品川近視クリニックを出て1時間経ったぐらいでしょうか?
麻酔が切れてきたのでしょう、目にゴミが入ったようなズキズキした痛み
が出てきました。
この痛みも想定通りで、目薬をさしました。
術後のズキズキ感は個人差もあると思いますが、私の場合、3日間続きました。
痛みを感じたら目薬をさせば落ち着きますので、数日間の辛抱だと思います。
また私の場合、レーシックの後遺症と言われる「ハロー・グレア」という夜の光がボヤっと見える現象が若干ありましたが、言われてみれば・・・、という程度ですので、今でも日常生活、夜の運転にも全く差支えはありません。
レーシック手術から9年目も快適な視力を維持!
レーシック手術から9年目に入ろうとしていますが、再手術、後遺症も全く何も無く、快適な生活を過ごしています。
レーシック手術を受ける時の視力は、右0.05、左0.04でしたが、術後未だ右1.5、左1.2です。
私は、趣味でフットサルとキックボクシングをしています。
以前のように、コンタクトと眼鏡生活だと様々な煩わしさがあったと思います。
コンタクトを忘れたら、トレーニングもできない、試合にも出れないのです。
眼鏡を忘れたら、花粉症で目が痒い時でもコンタクトを外せないのです。
忘れっぽい私の問題ではあるのですが・・・。
レーシック手術をして本当によかったこと
そしてレーシック手術をして本当に良かったと思えたことが起こりました。
それは、東日本大震災です。
東日本大震災の時、何不自由なく行動ができたのは、レーシックのおかげです。
その時、私は東京にいましたが、家に帰れませんでした。
被害自体はさほど酷くはありませんでしたが、もしレーシックをしていなかったら・・・。
東京も瓦礫の山で、大パニックだった場合、コンタクトの予備もなく、眼鏡を紛失してしまったら、0.1を切る裸眼で身動きが取れるのか?
正直、考えただけでもゾッとします。
近い将来、また震災がやってくるかもしれません。
震災は、忘れて頃にやってくると言われるぐらいですからね。
そんな非常事態時であっても、今の私であれば、最低限の行動はできるはずです。
実は、私の嫁は東日本大震災がきっかけで、震災の翌年2011年12月に品川近視クリニックでレーシック手術をしました。
私と同じで再手術、後遺症も全く何も無く、6年経った現在も快適な生活を過ごしています。
ただ、レーシックは成功率・満足度共に100%ではありません。
これはレーシックに限ったことではなく、医療全般に言えることだと思いますが、あらゆるリスクを想定した上で、デメリットよりもメリットの方が上回ると判断し、最終的に自分で決断しました。
レーシック手術を受ける、受けないの最終決断は他ならぬ自分自身なので、クリニック選びも自分が納得した上で決定しなければなりません。
コンタクトと眼鏡が必要の無い生活、それはストレスの無い生活でもあります。
以上、この記事を書くまで、レーシックしたことすら忘れていた私のレーシック体験記でした。
<編集部記>
ぴのらんさんの体験記はいかがでしたでしょうか?
体験談で手術を決意
クリニックの決め手は「実績」「安全」「補償」
術後すぐは少し副作用が出た
9年目の今も視力は維持
有事の際など、レーシックをしていて本当によかった
ぴのらんさんはご友人の体験談を聞いて、レーシック手術を受けようと決められたそうです。
当記事はもちろん、以下の記事も参考にしていただき、ぜひベストな治療・クリニックをご検討ください。
手術メニュー | 手術方法・内容 | 料金 |
---|---|---|
スタンダードレーシック | マイクロケラトーム(電動カンナとノコギリを合体させたような超小型の精密機器)でフラップを作る最もスタンダードなレーシック。 | 6.9万円 |
品川イントラレーシックアドバンス | イントラレーシックの中では最も普及している治療法。術後の不正乱視のリスクも軽減される。 | 14.4万円 |
スダンダードZレーシック | フラップ作成時の照射エネルギーが小さく、照射時間も短い治療法。術後の炎症が少ない、術後に眩しくなる症状が出にくいなどのメリットがある。 | 20万円 |
クリスタルZレーシック | フェムトLDVクリスタルライン」と「エキシマレーザー」を使用し、クリスタルビジョンと呼ばれる高品質の見え方を追求した治療法。 | 22.8万円 |
アマリス750Zレーシック | 正確なレーザーの照射で、ドライアイ、ハロ・グレアなどの後遺症が起きるリスクを大幅に軽減した治療法。 | 29.1万円 |
Lext(レクスト) | 視力の回復と角膜の強じん化を同時に行うことができる、最新の治療法の1つ。 | 31.8万円 |
※全て両眼価格(税込)
*サイトの情報や紹介している商品は、記事の内容に則して最適だと判断したものを紹介していますが、実際に利用し判断・行動する場合は、ご自身の責任の上で行ってください。
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