
2017/02/28
レーシックの効果は永久に持続する?10年後の視力や持続期間まとめ
目次
レーシックの効果はいつまで持続するの?
基本的に、レーシックは1度治療を行うと、半永久的に効果が持続するといわれています。
治療後1年後、3年後、5年後といった期間が経過しても、視力矯正効果を維持している人が大多数です。
10年後、20年後も効果はつづく?
前述の通り、レーシックの効果は半永久的に持続します。
そういった意味では、長期予後が非常に良い治療方法と言えます。
しかし、すべての人が10年後も20年後も良好な視力や見え方を維持できるかといえば、その答えは否です。
元々の体質や術後のライフスタイルなどによっては、再び視力が低下してしまうケースもあるとされています。
長期間視力を維持してる人の体験談
レーシックの手術後、長期間に渡り、日常生活に困らないレベルの視力を維持している人の体験談をご紹介します。
レーシックを人にすすめることはしませんが、ぼく自身はレーシックを受けてとても良かったと思っています。
疲れて帰ったり、飲んで帰ったあと、「風呂に入ってすぐ寝たい!」と思っているときに、コンタクトを洗わなければいけない苦痛から解放されました。
旅行好きで外泊することが多いので、コンタクトの換えとケースと洗浄液と予備のメガネを持ち歩くという重荷から解放されました。
とにかく快適です。
コンタクトやメガネのように目が疲れることが少なくなりました。
あくまで、私自身の経験でお話ししますと、
私自身はレーシックして5年以上経過しましたが
今でも視界良好で調子いいです。ということで、
レーシックはほんとうに効果があるのか?
というご質問に対しては、「レーシックは効果があります!」
という回答になります。また、レーシックの効果がどのくらい持続するのか?
というご質問に対しては、「私自身は5年以上効果が持続しています!」
という回答になります。今現在においても、きわめて調子いいですし、
おそらく今後も効果がなくなるということはありえない
と思っています。
出典:https://品川近視クリニック評判.biz/
視力低下の原因
出典:https://www.bareketjeeps.com/
視力低下を引き起こす原因はレーシック以外にもたくさんあります。
特に多いとされているのが、毛様体筋の運動異常や角膜のカーブの異常です。
毛様体筋の運動異常
毛様体筋とは、眼球においてカメラレンズの役割を果たしている水晶体についている筋肉です。
毛様体筋が収縮すると水晶体が膨らんで近くにピントが合い、弛緩すると水晶体が薄くなって遠くにピントが合います。
眼精疲労などで毛様体筋が収縮したまま固まってしまう現象をピントフリーズ現象といい、視力低下の一因と考えられています。
角膜のカーブの異常
眼球の表面を覆っている角膜のカーブが小さいと、近視を引き起こすとされています。
こうした異常による視力低下は、レーシックと関係なく起こります。
それ以外に、下記のような原因によっても視力低下が発生する可能性があります。
老化
老化によって角膜や水晶体、硝子体(水晶体の後方にあるゼリー状の組織で、眼球の形を保つ、外力を分散させる作用を持つ)の光の透過率が変化したり、老人性縮瞳(加齢によって瞳孔散大筋の力が低下し、散瞳しにくくなった状態)の状態になったりすると、視力低下が起こります。
また、眼の調節機能が低下し、いわゆる老眼を引き起こします。
レーシックで視力が回復しても、上記に挙げたような老化現象が原因で、再び視力低下が起きるケースは珍しくありません。
強度近視
強度近視の人がレーシックを受ける場合は、そうでない人に比べて角膜を多く削る必要があります。
その結果、角膜の強度が低下して、眼圧により角膜が変形してしまうケースがしばしば見られます。
角膜の変形が起こると、レーシックの手術後に近視戻りと呼ばれる症状を引き起こすリスクが増加します。
近視戻りとは、手術によって1度は回復した視力が再び近視の状態に戻ってしまうことをいいます。
近視戻りが起きる時期は術後1~3ヶ月頃が多いとされています。
生活習慣
パソコンやスマホを良く使うなどの生活習慣も、視力低下の原因の1つになります。
パソコンやスマホの画面を長時間見続けていると、毛様体筋が固くなってピントの調節機能が上手く働かなくなります。
その結果、視力低下が引き起こされてしまうと考えられています。
特に、レーシックの手術直後は眼が疲れやすい状態にあります。
その時期に眼を酷使するような生活習慣を続けていると、せっかくの治療効果が弱まってしまう可能性があるため、注意が必要です。
後遺症や合併症
レーシックの後遺症や合併症で視力低下が引き起こされるケースもあります。
後遺症や合併症は、手術直後に起きるものもあれば、術後しばらく経過してから発症するものもあります。
以下に、レーシックで起こりうる主な後遺症、合併症をご紹介します。
フラップのトラブル
通常のレーシックではフラップと呼ばれる角膜のフタを作成します。
その際、フラップが薄すぎたり、切れてしまったり、位置がズレて不正乱視(角膜の形状が乱れることで引き起こされる乱視)を発症したりというようなトラブルが発生するケースがあります。
ヘイズ(角膜混濁)
ヘイズ(角膜混濁)とは、角膜の内側にある細胞が酸素不足によって死んでしまい、角膜が白い膜を張ったように濁ってしまう状態をいいます。
エピレーシックやラゼックといった薄いフラップを作る術式、もしくはPRKのようなフラップを作らない術式で起こりやすいとされています。
ハロ・グレア
ハロ・グレアとは、レーシックで矯正を行った部分とそうでない部分のそれぞれから入ってくる光が乱屈折を起こし、街灯や車のヘッドライトなどを極端に眩しく感じたり、光がにじんで見えたりする状態をいいます。
特に夜間の見え方に大きな影響を及ぼすため、レーシックを受ける際に不安に思う人も多い後遺症の1つです。
ハロ・グレアは黒目のサイズが大きい人ほど発症しやすいとされています。
ドライアイ
ドライアイとは、涙の量が少なくなったり、涙の質のバランスが崩れることで眼球全体に涙が行き渡らなくなったりした状態をいいます。
レーシックではレーザーで角膜の屈折率を矯正する際に涙腺も一緒に焼き切ってしまいます。
焼き切られた涙腺は3ヶ月前後で再生しますが、その間はドライアイの症状が出やすくなります。
特に、元々ドライアイの傾向がある人は症状が強く現れやすいため注意が必要です。
再手術になるケースも
術後一定の期間が経過してもフラップのトラブルや近視戻り、過矯正による遠視化などが見られる場合は、再手術が必要と判断されるケースもあります。
再手術の確率は1~11%とされています。
再手術を行う場合は、前回の手術から最低でも3ヶ月以上は期間をあけなければなりません。
視力や眼の状態が安定し、手術可能と判断されれば再度手術が行われます。
ただし、角膜の厚みが足りない、糖尿病、膠原病、白内障、緑内障などの疾患があるなどの場合は、手術不適応となる場合もあります。
視力低下の予防方法
視力低下を予防し、レーシックの効果を長続きさせるためには、どうすれば良いのでしょう? 以下に、主な予防方法をご紹介します。
術後の注意事項を守る
最も基本的な予防方法は、レーシックの手術を受けた後の注意事項をしっかりと守ることです。
手術当日は洗顔・洗髪・入浴を控える、術後数日は眼をこすらない・アイメイクを控える、術後1週間は温泉・サウナ・スポーツは控えるなど、レーシックの手術後は様々な注意事項があります。
少々不便に感じたとしても、これらの注意事項をしっかり守ることが、トラブル発生の予防につながります。
生活習慣を見直す
レーシックの手術後に限らず、生活習慣を見直して眼に優しい生活を心がけることは、視力低下の予防にとって大切です。
特に、パソコンやスマホの長時間の使用は眼に大きな負担をかけます。
1時間パソコンを使ったら10分休むなど、ちょっとした工夫をするだけでも負担の軽減は可能です。
せっかく回復した視力を持続させるためにも、ぜひ基本的な生活習慣を見直してみてください。
眼の疲れを溜めない
眼の疲れを溜めないことも、視力低下の予防には効果的です。
眼が疲れたと感じたら、ホットタオルなどを使って眼の周辺を温めてみてください。
血管が広がり血行が促進されることで、筋肉のコリなどを改善する効果が期待できます。
また、遠くを見たり、眼のストレッチを行ったりする方法もおすすめです。
効果が永久に持続する術式はある?
通常、レーシックの効果は半永久的に持続するとされています。
ただし、先にも述べたように、元々の体質や術後の生活習慣によっては、効果が弱まったり、失われてしまったりするケースもあります。
「この術式さえ選択すれば、必ず効果が永久に持続する」とは言い切れないのがレーシックの難しい点です。
レーシックでおすすめの人気クリニックをご紹介
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