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緑内障でもオルソケラトロジーはできる?緑内障とオルソケラトロジーの関係を徹底解説

近視の方の視力を、手術せずに矯正することができるオルソケラトロジー。 あまり聞いたことがない方も多いと思いますが、新しい視力矯正法として注目度が高まっています! 緑内障と、オルソケラトロジーの関係性を徹底解説して、悩んでいる方の参考にしてほしいと思います。

緑内障でもオルソケラトロジーは受けられる?

緑内障 緑内障でもオルソケラトロジーは受けられる?

オルソケラトロジーは基本的に、重度のドライアイや円錐角膜などの角膜異常が見られる方は、受けることができません。

緑内障も、そのような対象外になってしまうのか、検証していきましょう。

オルソケラトロジーとは

オルソケラトロジーとは、夜寝ている間に専用のハードコンタクトレンズをつけて角膜の形に正しいくせをつけ、視力を改善する方法です。

一晩レンズをつけておくと、翌日は裸眼で過ごすことができたり、子どもの近視の進行を抑制できたりと、メリットがたくさんあるため、近年注目されている視力の改善方法です。

緑内障だとオルソケラトロジーはできない

緑内障 緑内障だとオルソケラトロジーはできない

結論から言うと、緑内障の方はオルソケラトロジーを受けられません。

緑内障とは、内側から眼球の壁を押す力(眼圧)が高くなることによって視神経に障害が起き、視野がどんどん狭くなってしまう病気です。
緑内障で一度失った視野は、元に戻すことができません。

緑内障だとオルソケラトロジーを受けられない理由は、はっきりと示されていません。

オルソケラトロジー治療のガイドラインには、角膜に異常のある人は受けられないと定められていますが、緑内障は角膜の病気ではありません。
しかし、角膜の異常が原因で眼圧が上がり、緑内障になる可能性はあります。

また、そのほかにもオルソケラトロジーは少なからず目に負担がかかるので、万一に備えて適応外と定めているという可能性も考えられます。

ただし、緑内障の人も通常のコンタクトレンズは使用できます。

オルソケラトロジーが適応外の方とは

緑内障以外にも、オルソケラトロジーが対象外になる方がいます。

  • 妊娠中や授乳中、あるいは妊娠の計画がある人
  • 円錐角膜などの角膜疾患がある人
  • 免疫疾患がある人や糖尿病患者
  • コンタクトレンズやケア用品にアレルギーがある人
  • 角膜に感染症がある人や、重度のドライアイがある人
  • 目に充血や異物感がある人
  • 視力が不安定な人

このほかにも、オルソケラトロジーでは治せない重度の乱視・近視の方は、対象外とされています。

重度の場合は、オルソケラトロジーでも角膜の矯正がほとんどできないからです。

オルソケラトロジーは、正常な形の角膜に付けることが前提のコンタクトレンズです。
角膜の形状に異常がある方は、オルソケラトロジー専用のコンタクトレンズを使用すると、感染症のリスクが上がってしまいます。

もちろん、オルソケラトロジーを受ける前の検査に引っかかった方は対象外です。
眼圧が高い方は、検査に引っかかりやすいので要注意です。

オルソケラトロジーが適応外になる場合に関する詳しい情報は、こちらの記事をご確認ください。

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オルソケラトロジーで緑内障になることはある?

緑内障 オルソケラトロジーで緑内障になることはある?

オルソケラトロジーは、一時的に視力を回復させているだけなので、視力が回復しても、眼の内部は近視の状態のままです。

もともと正常の眼を持っていた方が、オルソケラトロジーが原因で緑内障になることはあるのでしょうか?

オルソケラトロジーが原因で緑内障にはならない

オルソケラトロジーが直接的な原因で、緑内障になるということはありません。

しかし、近視の状態が続くことには変わりないので、正常な眼圧にも関わらず視野が狭くなる正常眼圧緑内障になるリスクは持ったままということになります。

緑内障の他にも、近視が原因で起こる眼病はあります。
近視の人は、網膜剥離や網膜裂孔という眼病のリスクも上がります。

また網膜の中心部分である黄斑部でも、近視の場合は眼病が起こりやすい状態だと言えます。
黄斑変性症など、現代の医学では難病と言われ、治療法が確立していない眼病の危険性もあります。

緑内障とはすこし違いますが、視界が白くにごったように映る白内障も、近視によってリスクがより高まります。

緑内障にならないからと言って、安心はできません。
近視の状態の方は、そのままにしておくだけで危険度が徐々に増していき、いろんな眼病のリスクが増えるということは、覚えておきましょう。

オルソケラトロジーの合併症について

オルソケラトロジーの合併症、副作用は、以下のようなものがあります。

  • 痛み
  • 角膜上皮障害
  • 角膜感染症
  • アレルギー性結膜炎
  • ハログレア、コントラストの低下
  • 不正乱視
  • アイアンリング
  • 上皮下混濁

オルソケラトロジーでは、特殊なハードコンタクトレンズ使って、角膜の曲線を平坦化します。

言い換えると、角膜の中心に圧力をかけることになるので、一般的なコンタクトレンズよりも、角膜障害の危険性が高いと言えます。

角膜びらんは角膜上皮障害の一種で、角膜の上皮がはがれてしまうという症状です。
眼が少しゴロゴロしたり、痛みを感じることがありますが、自覚するのはなかなか難しい症状です。

軽度であれば、数日程度ですぐ治ることもあります。
しかし重度の場合は、激しい痛みを伴うこともあり、眼を開けていられなくなることもあります。

1度発症してしまうと、同じ場所の上皮がはがれやすくなるため、再発の可能性も高いです。

角膜浸潤も角膜上皮障害の1つです。
角膜の上皮だけでなく、中心にも傷ができ、炎症を起こしてしまいます。

それがさらに重度になったものが、角膜潰瘍です。
角膜潰瘍は、角膜の上皮が欠損することにより、角膜が濁ったり、薄くなるという症状です。

ここまでの症状になると、なかなか完全に回復させるのは難しく、視野にある程度の影響を残した状態のままになります。

矯正とはいえ、角膜に圧力がかかるオルソケラトロジーは、このような角膜異常の危険性は意識しておかないといけません。

また、オルソケラトロジーは、ハードコンタクトレンズを使用する視力回復法なので、それによって生じる合併症・副作用の危険性もあるでしょう。

感染症は、ハードコンタクトレンズによって生じる合併症の1つで、眼に異物を入れることで引き起こされる可能性があります。

オルソケラトロジーは、レーシック手術と比較すると、非常に合併症・副作用の少ない視力回復法だと言われています。

それでも、100%安全と言うわけではもちろんありません。

その他の合併症・副作用の情報については、下記のページを参考にしてください。

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オルソケラトロジーで緑内障が予防できる?

緑内障 オルソケラトロジーで緑内障が予防できる?

オルソケラトロジーは、子どもの近視の進行を抑制できる効果があるという研究結果が出ています。

近視を予防できる主な原因は、オルソケラトロジーの矯正方法にあります。
通常のコンタクトレンズやメガネなどの矯正であれば、多少ながらピントのズレが生じるため、眼軸と呼ばれる眼球の奥行を伸ばすことになります。

これが伸びることによって、近視に繋がることになるのです。

オルソケラトロジーは、周辺網膜のピントのズレが少なく、眼軸が伸びにくい状態になるため、近視の進行抑制に繋がると考えられています。

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オルソケラトロジーで老眼は治療できるか?

緑内障 オルソケラトロジーで老眼は治療できるか?

若い世代を中心に人気を博しているオルソケラトロジーですが、実は対象年齢は10代~50代と、幅広く受けることが可能です。

老眼は、オルソケラトロジーで治療することが可能なのでしょうか?

基本的に老眼は治せない

オルソケラトロジーによって、根本的に老眼を治すということはできません。

あくまで、矯正方法として有効な場合はあるということです。

また老眼が進行してしまっている状態で、オルソケラトロジーを行っても、老眼鏡などの矯正具より視力が回復することはほとんどありません。

オルソケラトロジーは、老眼には適していない方法と言えるでしょう。

オルソケラトロジーと老眼の詳しい関係性を知りたい方は、こちらのページを参考にしてみてください!

軽い老眼の場合、治療に使われることも

老眼は、早い人なら30代後半~40代ぐらいから自覚し始める老眼は、軽いものであれば、オルソケラトロジーで少しは改善されるでしょう。

レンズの装用をやめれば、眼は自然と元の状態に戻ります。
理想的なのは、老眼が始まるまでオルソケラトロジーで視力を向上させ、老眼が始まってきたら、メガネなどで視力矯正します。

老眼を根本から治療したいのであれば、オルソケラトロジー以外の治療法をオススメします。

両目をしっかり改善することはできませんが、左右の矯正の程度を変えることで、視力が良い方の眼で悪い方を補うモノビジョンレーシックなどは、老眼の治療法として有名な手法です。

片目だけで見ると、近くか遠くのどちらかしか見えませんが、両目で見ることによって、どちらもバランスよく見えやすくなるという仕組みです。
人間の眼の性質を、上手く利用した治療法ですね。

他には、老眼治療専用のレンズを角膜内に入れる、レインドロップも有名です。

近くのものが見えやすくなりますが、人によっては視力がなかなか安定しないという方もいます。

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まとめ

緑内障 まとめ
  • 軽度~中度の近視の人や、子供に効果が大きい
  • 緑内障の方はオルソケラトロジーを受けられない
  • 重度の近視・乱視、角膜異常の方はオルソケラトロジーを受けられない
  • オルソケラトロジーには合併症のリスクもある
  • 軽度の老眼の治療にオルソケラトロジーを使うことがある

オルソケラトロジーは、すでに緑内障になってしまった方の場合、受けることはできません。

しかし、オルソケラトロジーには子どもの近視の進行を防ぐ効果があるという研究結果もあります。
近視は緑内障のリスクを上げるため、オルソケラトロジーが緑内障の予防に繋がるとも考えられます。

最終更新日: 2017-09-06

タグ:
オルソケラトロジー 緑内障

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