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老眼鏡のチェックの目安は?度数?それとも焦点距離?

ものがよく見える、あるいは見えにくいということがありますが、見えるという意味合いは、像を正確に結んでいることを示しています。老眼になりますとその像の結び方に異常が起きるので老眼鏡で矯正をすることになります。その際に、老眼鏡の焦点距離と度数が問題になるのですが、実は、この両者には深い関係があります。

老眼鏡と自覚症状のチェック

老眼 老眼鏡と自覚症状のチェック

老眼というと年齢を重ねるとなるものと思っているかも知れませんが、最近では若い人の中にも見られるそうです。
例えば、新聞や雑誌、モニターを見る時に、少し距離を置いた方が見やすかったり、暗いところでものが見え難くなったりしたら、それは老眼の症状と言えます。

その他にも以下のような症状が見られたら老眼かもしれません。

1、手芸や読書が辛くなって、楽しむことが出来なくなった
2、似かよった数字や英文字の区別がつかなくなった
3、内科、整形外科的には問題がないとされていても肩凝り、頭痛が見られる
4、ピントが合わせづらい

このような時には、遠近両用の老眼鏡を用いることで日常生活を保持することができるようになります。

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老眼鏡の焦点距離って?

老眼 老眼鏡の焦点距離って?

私たちがものを見る時は、目の中の水晶体を厚くしたり薄くしたりすることでピントを合わせています。
ところが30歳を過ぎると、少しずつ水晶体は硬くなり、弾力性もなくなるため調節力が低下してきます。

そして、40歳前後になると、焦点距離が長くなり網膜の上を通りこして画像を結ぶために、結果的に画像認識がうまく出来なくなります。
例えば、細かい文字が読みにくい、夕方になると眼が疲れやすい、うまくピントが合わせることができなくなるといった様々な症状が現れます。
これがいわゆる老眼という現象です。

老眼になると近くのものが見えにくくなります。
これは加齢などによって水晶体を分厚くすることが出来なくなるからです。
画像を正常に網膜上に結ぶようにするには、眼の屈折力を強くすることが必要で、そこで登場するのが老眼鏡(凸レンズ)です。

老眼の矯正は、網膜上に正確に画像を作るために、目に入る光を凸レンズで集めることが有効です。

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老眼鏡の度数の目安と焦点距離

老眼 老眼鏡の度数の目安と焦点距離

焦点距離と老眼鏡の度数の関係には、次のような式が存在します。

D(度数)=1/f(fは焦点距離、単位はメートル)

仮に、度数が1.0の場合、この式から焦点距離は1メートル、度数が0.5の場合の焦点距離は2メートルということになります。
つまり、光が老眼鏡に入光した場合、それぞれ1メートル先、2メートル先で焦点を結ぶことを意味しています。

老眼鏡の場合の度数は、1.0~3.0までが多く、それを焦点距離との関係で表すと、

度数1.0  f2メートル
  1.5  f67センチ
2.0 f50センチ
2.5 f40センチ
3.0 f33センチ

度数が上がると焦点距離は短くなる

ここで、例えば、度数を5.0とした場合、先の式から焦点距離は20センチになります。
これらを見て分かる通り、度数が上がるほど焦点距離が短くなっていきます。

度数が1.0以下の場合では、矯正する必要がほとんどありません。
しかし40代を過ぎる頃になると、1.0を超えて1.25、1.50、1.75と度数が上がってきます。
これがいわゆる初期老眼です。

50代になると度数もきつくなり、2.0、2.5程度の度数が適当とされています。
そして、60代を超えると2.5~3.0程度まで度数が進むことがあります。
このように年代に応じた目安がつくようになります。

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老眼鏡は近用、遠用、それとも両用

老眼 老眼鏡は近用、遠用、それとも両用
出典:enkin.lensya.com

老眼鏡のレンズの種類

メガネレンズは、いろいろな機能を持っています。
それぞれ目的によってレンズの選び方が変わってくるので、自分の状況をしっかり伝えることが大切です。
そこで、どのようなレンズがあるのかを紹介いたします。

単焦点レンズ

単焦点レンズは近視、遠視、乱視など、屈折補正に使われるのが普通です。
使われ方は、遠くを見る場合、近くを見る場合、あるいはその中間を見る場合など、それぞれ専用の目的で選ばれます。

年齢的にも40歳代までの人では、遠方を見る単焦点レンズを使った場合、遠方から近くまで見ることができます。
しかし40歳代を超えると、遠方専用では近くが見えにくくなったり、反対に近く専用だと遠方が見えなかったりします。
そのような場合にはメガネを矯正する必要があります。

多焦点レンズ

老眼 多焦点レンズ
出典:www.uwajima.com

多焦点レンズは40歳代以降になると単焦点レンズでは対応が出来なくなり矯正が必要になりますが、その際に1つのメガネでかけ替えることをしないで、遠方も近くもみることができるようにしたものです。

遠近両用と言われるようなレンズがこの範疇に入ります。

累進多焦点レンズ

遠近両用で境目のないレンズのことを累進屈折レンズと言います。
その中で、遠方を視る度数、近くを視る度数、そして、中間を視る度数で作られているレンズを累進多焦点レンズと呼んでいます。

特に中間部分の度数を細かくすることで、より使い勝手のよい多焦点レンズができることが多焦点レンズのコンセプトになっています。

老眼鏡の種類と利用シーン

老眼 老眼鏡の種類と利用シーン

加齢につれてメガネが必要になる機会が増えてきますが、ライフスタイル、利用シーンなどに合わせて使い勝手のいいように複数の種類が用意されています。
特に、どのような場面で使いたいのかによって、選ぶ対象が変わってきます。

例えば、選ぶにあたっては次のようなことを前提に用途を考えたいものです。

1、長時間の読書をしたいので、それにあったメガネが欲しい
2、同じようにパソコンの作業を長時間したい
3、会議や、講演会などで遠近を意識してメガネをかけたい
4、外出時に近くのものが見難くて不便
5、デザインもよくおしゃれのメガネなのはいいが、老眼鏡だと知れることに不安を感じる

このような用途に応じてレンズもそうですが、種類、度数が変わってきます。
例えば、視野の広い単焦点のレンズ、書類やパソコンのモニターを見る場合には中、近両用のメガネが必要になります。
遠くを見たり近くを見たりする場合には、着脱するのが面倒になるため、二重焦点レンズや、累進多焦点レンズを用いた遠近両用のメガネがあります。

つまり、自分の目的、用途にあったメガネを選ぶことで、快適な日常生活を送ることができるのです。

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老眼の低年齢化

老眼 老眼の低年齢化
出典:simpleso.jp

パソコンやスマートフォンの普及が老眼の低年齢化を進めています。
早い場合では20代でも老眼になる人がいるぐらいだそうです。
もっとも、小さい頃からモニターや画像と向き合っているのですから、当然と言えばそれまでのことですが、いずれにしても、そのままにしないでしっかりとケアすることが大切になります。

ディスプレイとの長い接触が老眼の低年齢化の原因

老眼 ディスプレイとの長い接触が老眼の低年齢化の原因

スマートフォン老眼は本人が自覚しないうちに、20代から30代で起こるのですが、早い場合もあって10代でスマートフォン老眼になることがあります。
その原因として挙げられるのは、スマートフォンやタブレット、パソコンからの有害な光を長時間にわたって見続けることで、老眼に似た症状が見られることです。

VDTとは、Visual Display Terminalの略で、パソコンやスマートフォンなどの端末機器のことです。
若い人ほどVDTの長時間使用が認められるため、眼への負担がより多く見られるようになります。

具体的には、レンズの役割をしている水晶体の厚さの調節をする毛様体筋や、眼入光を調節する虹彩括約筋に機能障害を起こすことで、若年性老眼を発症します。
その他にも、VDTからの紫外線も眼の細胞や筋組織にダメージを与えます。

いずれにしても、毛様体筋組織に対してのストレスが若年性老眼を生み出すようです。

低年齢の老眼のケアについて

老眼 低年齢の老眼のケアについて
出典:www.biranger.jp

40歳代で自覚される老眼が、最近では20代でも見られるぐらいに低年齢化して、そのような老眼のことを若年性老眼と呼んでいますが、その原因がパソコンやスマートフォンの普及に大いに関係していることが分かっています。

そもそも老眼は水晶体のレンズ機能が衰えることでピントが合いづらくなります。
年齢が上がるにつれて増えてくるのですが、先に記したVDTによって、眼は酷使されます。

そこで、VDTとの接触の仕方、つまり眼を休息させることが大切になります。
そのためには眼球のストレッチが効果的と言われています。

方法は、姿勢を正しながら正面を向きます。
そして、眼球を上下左右に動かします。
各々の方向を2秒間ずつ見るようにします。
これを1セットにして1日3回繰り返します。

こうして長時間のVDTから離れてリラックスすることが大事になります。

最終更新日: 2016-12-24

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老眼

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