2017/08/20

レーシック

【車の運転には注意】レーシックの手術後は夜が見えづらい?夜間視力と見え方まとめ

車を運転する人にとって、視力はとても重要です。特に夜間運転するときは、よく見えないと怖いですよね。レーシックの手術を受けると、夜見えづらくなると聞いたことがありませんか?ここでは、夜間視力とレーシックの関係について解説します。

レーシックの術後、夜が見えにくくなるって本当?

レーシックの術後、夜が見えにくくなる

視力を回復させる手術として主流になってきている、レーシック
レーシックにはメリットとデメリットがあり、手術をする前にしっかりと自分自身が理解しておく必要があります。

それでは、レーシックの手術後は本当に夜に目が見えにくくなってしまうのでしょうか?

レーシック後は夜間視力が低下することがある

夜

夜はただでさえ見えにくいので、夜の視力が低下してしまうということはある意味とても危険ですよね。

実は、レーシックの術後は夜がとても見えづらくなると言われています。

驚くほどくっきり見えるようになる昼に比べて、夜は視力低下を感じる場合が多く、車の運転がしづらいと感じる人も多いです。

車の運転では目からの情報が最も重要になってくるので、夜間の視力が低下してしまうと非常に危険です。

では、なぜレーシックの手術後に夜間視力が低下してしまうのでしょうか。

原因は瞳孔の大きさとレーザー照射の範囲

夜間、見えにくく感じてしまう最も大きな原因は、レーシックの手術の際にレーザーを照射した範囲よりも目の瞳孔が大きくなってしまうことです。

人間の目は夜になると瞳孔を広げ、光をたくさん取り入れようとします。
その時にレーザーを照射していない、視力が回復していない部分に光が当たることで、視界がぼやけてしまうのです。

瞳孔
出典:https://www.santen.co.jp/

ハロ・グレアも起こりやすくなる

ハロ・グレアとは
出典:http://sasaoganka.com/

夜間の瞳孔の大きさがレーザー照射した範囲よりも大きいと、夜間視力の低下だけでなくハロ・グレアといった症状も起きやすくなります。

ハロ・グレアとは、夜に光を見ると、異常にまぶしく感じたり、ぼやけてみえてしまう症状で、レーシックを受けた多くの人が経験しています。

ハログレアの原因は明確ではありませんが、レーザーを照射した部分と照射していない部分で光が乱反射すること、もしくは、手術の際に作成したフラップの切断面が光を乱反射させることだと言われています。

夜の瞳孔の大きさとレーザーを照射した部分の大きさが異なるだけで、夜間視力は低下してしまったりハロ・グレアが起きやすくなってしまうのです。

視力の低下は一時的であることがほとんど

レーシックの手術の後に起きる夜間視力の低下は、多くの場合は一時的なもので、一定期間が過ぎると治まると言われています。

具体的には、手術後の視力が安定してきたら自然と夜間視力も落ち着いてきます。
そのため、過度に心配しすぎなくて大丈夫です。

視力は1ヶ月ほどで安定する

一般的なレーシックの場合、手術後に視力が安定してくるには約1ヶ月程度かかります。
つまり夜間の見えにくさが続くのも約1ヶ月が目安です。

もしそれ以降も見えにくかったり、症状が悪化するような場合には、他の原因や異常が隠れている危険があるので、すぐに医師に診察してもらいましょう。

視力の安定には個人差がかなり大きいので、1週間程度で安定して見える人もいれば1ヶ月を過ぎても安定しにくい人もいます。

目安としては1ヶ月ですが、レーシックの手術後は定期検査に翌日、1週間、2週間、1ヶ月、3ヶ月などと小まめに病院へ通わなければならないクリニックがほとんどなので、視力の安定や夜間視力について気になる場合には相談してみましょう。

ハロ・グレアは3ヶ月ほど注意が必要


夜のライトといった光が眩しく感じてしまうハロ・グレアですが、ハロ・グレア自体は約3ヶ月ほど残ってしまうことがあります。

ハロ・グレアも多くは一時的で、後遺症になるまで残ることは少ないですが、3ヶ月をすぎても治まらない場合には医師に相談しましょう。

もちろんハロ・グレアも個人差が大きく、数週間で治まる人から1年近く続いている人もいます。

ハロ・グレアは、レーシックをする前の視力が低い人ほど起きやすい傾向にありますので、事前にしっかりと医師に相談しておくなど疑問点を確認しておくことも大切です。

治らないのではないかと不安になってしまう方もいらっしゃるかと思いますが、さきほど説明した暗所瞳孔径は、年を取るごとに狭まってきます。

暗所瞳孔径が小さくなればレーザーを照射した部分との乱反射もなくなるので、年を取るごとに治ってくると考えられます。

レーシックの後遺症で夜盲症になることはあるの?

夜盲症
出典:https://ja.wikipedia.org/

レーシックが原因で夜盲症(やもうしょう)を発症してしまうということを聞いたことがある人もいるかもしれません。

夜盲症とは鳥目とも呼ばれ、名前の通り暗い所が見えずらくなる病気です。
通常ヒトの目は暗いところに行ってしばらくすると順応して見えるようになりますが、夜盲症では目が順応せず、暗い場所での視力が著しく低下してしまいます。

夜盲症は先天性のものと後天性のものに分けられますが、先天性夜盲症は子供の頃に発症していることが多く、後天性夜盲症では網膜疾患が原因となって発症することが多くなります。

先天性夜盲症はレーシックが原因でないことは明らかですが、後天性夜盲症はレーシックが引き金になっていたり、後遺症として夜盲症があるのではないかと言われています。
しかし実際にはレーシックが原因とははっきりとは分かっていません。

レーシックの後遺症の1つで夜間視力の低下がありますが、これが夜盲症と診断されることは少なく、レーシックが原因で夜盲症になるかとははっきりと言えないのが現状です。

夜盲症でもレーシックは受けられる?


では逆に夜盲症であっても、レーシックの手術はできるのでしょうか?

結論から言うと、夜盲症であってもレーシックの手術は可能です。

しかしこれは、夜盲症以外で目に何も異常がないことが前提です。

もし他にも目に異常があったり病気が隠れていた場合には、レーシックはできません。

注意しなければならないこととして、レーシックの手術はあくまで近視乱視を治療するための手術なので、レーシックをしたからといって夜盲症が治ることはありません。

また、視力によっては角膜を多く削らなければならなかったりしますので、医師と相談した上で手術が可能かを判断する必要があります。

夜盲症の方で、レーシックを考えている人はまずクリニックに行って相談してみましょう。

夜間の運転は特に注意しよう

夜間の運転

レーシックの手術後は、夜間の運転に細心の注意を払うことが大切です。

特に夜になるとハイビームにしている車や、坂道などで目にちょうど光が入ることがあり、事故を起こす危険があります。

手術後は極力運転を控えることが望ましいですが、どうしても運転しなければならない場合には、充分に注意して運転しましょう。
もしも可能であれば、できるだけ運転はせずに助手席に座ることがおすすめです。

ハロ・グレアの場合には色の薄いサングラスを掛ける


ハロ・グレアの症状が出ている人で、夜間の運転をしなければならない時には、色の薄いサングラスを掛けることも効果的です。

あまり色の濃いサングラスをかけると余計に暗くなってしまい危険ですので、色の薄いサングラスをかけて運転すると、眩しさを緩和させることができます。

また、最近ではメガネ屋に行くとハロ・グレア専用のサングラスや、夜間用のサングラスも販売されていますので、そちらを検討してみるのも1つの方法ですよ。

レーシック後の夜間視力低下に対する対策方法


レーシックの後の夜間視力の低下は、運転しなければならない仕事に就いている人にとっては、深刻な悩みですよね。

では夜間視力の低下には対策が無いのでしょうか?
夜に見えにくい場合の対策を紹介しますので、是非参考にしてみて下さいね!

昼と夜の見え方の違いがあると認識することが大切

昼と夜の見え方の違い
何よりも大切なことは、昼間と夜間の見え方には差があるということをしっかりと認識しておくことです。
しっかりと違いがあることを知っておくことで、実際に自分が体験したときに落ち着いて行動することができます。

レーシックの手術後は夜間視力だけでなく、色々な症状が一時的に現れる可能性がありますので、それらもしっかりと自分で認識したり医師に相談しておくことが大切です。
特に夜間視力の低下は、個人差がありますので、気になる場合にはすぐに医師に相談しましょう。

視力が安定するまでは夜に出歩かない

夜間視力の低下は約1ヶ月ほどで治る可能性があります。
視力が安定してくると自然に治まってきますが、特に手術後1週間は強くでることがあります。

もしも可能であれば、その期間は夜に出歩かないようにするのも1つの対策方法になりますよ。

目が見えにくい状態で、出歩いてしまうと事故にあってしまったり怪我をする危険があるので、視力が安定するまでは極力夜はゆっくりと家で過ごすのがベターです。

視力が低下している時にはメガネをかけることも

メガネ
夜間視力が低下している時には、一時的にメガネをかけることも効果的です。

夜間の視力をメガネでカバーすることで、夜間の外出もしやすくなりますし、危機回避も可能になります。

手術を行った病院で処方箋をつくってもらえば、すぐにメガネ屋で作ってもらうことができますので、相談してみましょう。

今はメガネ屋で度数を図り作ってくれる所が多くありますが、レーシックの手術を行った人の場合には、夜間視力の低下をしっかりと補うメガネにしなければならないので、目の状態をよく知る病院で度数を決めてもらうようにしましょうね。

レーシックでおすすめのクリニック

レーシックは多くの病院で行っていますが、やはり大手のクリニックだと専門知識が豊富で実戦経験が多い医師がおり、質の高い治療をうけることができますのでおすすめです。

中でも今から紹介する大手のクリニックでも品川近視クリニックと神戸神奈川アイクリニックは全国展開しているクリニックになります。

近くの病院も良いですが、アフターケアや価格を見ると大手のクリニックも良いので、一度探してみてくださいね。

品川近視クリニック

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品川近視クリニック 公式サイト

住所 東京都千代田区 有楽町2-7-1 有楽町イトシアオフィスタワー13F
アクセス JR 有楽町「銀座口」・「中央口」徒歩1分
診療時間 年中無休 10:00~20:00

品川近視クリニックについての評判、手術のプランや費用に関しては、こちらの記事にまとめてあります。

新宿近視クリニック

新宿近視クリニック
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  • リレックススマイルの国内症例数最多クリニック

  • 新宿近視クリニック
病院名 新宿近視クリニック 新宿院
住所 東京都新宿区歌舞伎町2-46-3 西武新宿駅前ビル7F
診療時間 10:00~19:00(年中無休・完全予約制)
アクセス 西武新宿線西武新宿駅北口徒歩0分
JR新宿駅東口徒歩10分
東京メトロ丸ノ内線新宿駅徒歩10分

新宿近視クリニックの特徴、手術メニューや口コミはこちらの記事にまとめてあります。

カテゴリー:レーシック
最終更新日:2021/03/15

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