2017/01/25

コンタクトレンズ

オルソケラトロジーの費用・維持費はどのくらい?保険は適用になるの?

オルソケラトロジーは手術を必要としない視力矯正のひとつ。コンタクトを使用しつづけることや、レーシックなどと比較すると、その費用はどれくらいの差になるのでしょうか?保険の適応になるのか?など、あなたの知りたいことにお答えします

オルソケラトロジーにかかる費用・料金

費用・料金

検査代5千円+テスト代5千円=レンズ代15万円=16万円(合計例)

オルソケラトロジーの治療にかかる費用は、初回はおおよそ15万円〜20万円程度が相場です。
内訳は初回の検査・診察代+テストレンズ代+オルソケラトロジーレンズ代になります。

オルソケラトロジーを装用するためには、事前の検査が必要です。
検査に加えて、実際に使用して効果があるか、使用に際し問題はないかを事前に確認するため、トライアルレンズを使用した装用テストが行われます。

初回の診察には、このように適応検査代とトライアルレンズ代が発生します。

大手クリニックの場合は検査代は無料で行ってくれますが、ほとんどの場合は適応検査代とレンズ代それぞれ料金が発生します。
大手クリニックではトライアルレンズ代は3,000~5,000円前後です。

ちなみにレンズのお試し期間ですが、数時間〜数週間程度とクリニックや、個人の症状・状態によって様々です。
また数週間貸し出しを行うクリニックでは、別にレンズ保証金(お試しが終了したら返金される)がかかることもあります。

実際に購入するオルソケラトロジーレンズの費用は、保険診療ではなくクリニックや病院それぞれが価格を設定しているため、8万~25万円程度とかなり幅があります。

ただし、オルソケラトロジーにかかる費用はこれだけではありません。
レンズの交換や通院など、その他の費用も確認していきましょう。

オルソケラトロジーにかかる維持費について

検診などの診療費・更新料

オルソケラトロジーによる視力矯正を使い続けている間は、クリニックによっても異なりますが、1週間後、1ヶ月後、3ヶ月後、6ヶ月後、以降3ヶ月もしくは6ヶ月おきに定期的に通院する必要があります。

オルソケラトロジーの診療費も保険診療が適応しない、いわゆる自由診療になるため、それぞれのクリニックや病院で費用が異なります。

検査費用は1回1,000円~5,000円程度ですが、必ず治療を開始する前に確認しておきましょう。

また、クリニックによっては1年ごとに更新料を支払いが必要になることがあります。
この更新料にはケア用品代や1年の診療費を含めていることもありますので、その場合は別途検査費用やケア用品代はかかりません。

値段は1万円〜4万円などクリニックによって様々です。

ケア用品にかかるコスト

ケア用品は初期費用や定期検診代に含まれていることが多いようですが、別途購入することもあります。

ケア用品とは、通常のコンタクトレンズを使用している時と同様、ケースや洗浄液、保存液などが含まれます。
これらは、レンズを使用している間はずっと必要なアイテムです。
市販のものには、1本で洗浄・保存・タンパク質除去まで行ってくれるものもあります。

もし別途購入が必要な場合は、通常ハードコンタクトレンズ同様1年間で大体8,000円程度かかります。

レンズの寿命:交換にかかる費用

オルソケラトロジーにレンズには寿命があるため、定期的にレンズを交換する必要があります。

交換レンズの費用はクリニックによって様々で、初回のレンズと同額の値段だったり、初回のレンズより安く購入できたりします。

耐用年数は2年~3年

クリニックによって交換時期は異なりますが、通常オルソケラトロジーに使うレンズの寿命は2年~3年程度です。
ちなみに通常のハードコンタクトレンズは2年、長期使用のソフトコンタクトレンズでも1~2年程度です。

見た目では問題ないようであっても、見えない傷などがレンズに増えることで目に悪影響を与えることもあります。
定期検査にはかかさず行くようにしましょう。

もしレンズが割れたり、失くしたりしたら?

レンズを踏んで破損したり、紛失したときには、保証制度があれば無料、もしくは安い料金で交換してもらえます。

しかし保証期間や回数が限られていたり、保証自体がないこともあります。
治療を始める際は、保証についても事前にクリニックに確認しましょう。

結局いくらかかる?費用シミューレーション

オルソケラトロジーはレーシックと違い維持費がかかる上、自由診療であるため価格の設定がクリニックによって変わってきます。

改めてまとめると、以下の点がオルソケラトロジーの治療に対して病院でかかる費用項目です。

  • 初回・適応検査代
  • トライアル代
  • オルソケラトロジーレンズ代(取り寄せ)
  • 定期検診代(クリニックによっては更新料に入ることも)

*病院によっては全てまとめた代金・料金設定にしている場合や、ケア用品も一緒に処方してくれる場合があります。

オルソケラトロジーレンズ治療の費用一例

  初回・適応検査代 トライアル代 レンズ代(両眼) 定期検診代 ケア用品 合計
初年度 5,000円 5,000円 15万円 2万円(4回分) 8,000円 18万円
2年目 0 0 0 1万円 8,000円 1.8万円
3年目 0 0 0 1万円 8,000円 1.8万円
4年目 5万円(交換) 1万円 8,000円 6.8万円
5年目 0 0 0 1万円 8,000円 1.8万円
累計 5,000円 5,000円 20万円 7万円 4万円 32万円

定期検診の頻度もクリニックによって違いますが、多くは1週間後、1ヶ月後、3ヶ月後、6ヶ月後、以降6ヶ月ごとに行われます。
初年度に4回の検診代がかかるとシミュレーションすると、レンズ代15万円に対して合計18万円ほどかかります。

今回はオルソケラトロジーの治療は長期的なものであるため、5年間の費用の一例をご紹介しました!
それぞれの項目の価格はあくまで例なので、実際の費用についてはクリニックに確認してみてください。
ケア用品に関してはレンズの購入時や検診の時に一緒に処方してもらえるクリニックもありますので、費用がかからないこともあります!

オルソケラトロジーに保険はきくの?

オルソケラトロジーは、自由診療になるため健康保険は適用されません。

レーシック手術の場合は契約している保険会社、契約内容によっては生命保険や医療保険の対応となり手術給付金が降りることがありますが、オルソケラトロジーは民間の保険でも支給対象とはならないものが一般的ですので注意しておきましょう。

ただしオルソケラトロジーは医療費控除の対象となることがあります。

10万円超えると医療費控除が使える!

オルソケラトロジーは医療費控除を使うことができます。

医療費控除とは、年間(1月1日から12月31日まで)に支払った医療費の合計(同一生計)から、生命保険による給付金を差し引いたものが10万円を超えた場合、所得課税の控除を受けることができる制度です。

※同一生計とは、一緒に生活していなくても生活費を共にしている家族であれば、医療費を合計して申請することができる決まりのことです。

総所得が200万円未満の方の場合は、生命保険による給付金を差し引いたものが総所得金額×5%を超えた場合、医療費控除の対象となります。
ただし控除額は最高200万円までとし、それを超過した分は対象とはなりません。
また医療費控除は、医療費から10万円を引いた全てが控除されるわけではありません。
医療費控除額×所得税の税率分が、課税所得から引かれることになります。

◆医療費控除の計算方法

1.(実際に支払った医療費の合計額)ー(保険金などで補填される金額)ー*10万円=医療費控除の対象となる金額

*その年の総所得金額が200万円未満の人は総所得金額の5%の金額

2.(医療費控除の対象となる金額)×(所得税率)=課税所得から引かれる実際の金額

詳しい所得税率については、下の表を参考にしてください。

所得額 所得税率
195万円以下 5%
195万円を超え 330万円以下 10%
330万円を超え 695万円以下 20%
695万円を超え 900万円以下 23%
900万円を超え 1,800万円以下 33%
1,800万円を超え4.000万円以下 40%
4,000万円超 45%

※2017年1月現在の情報
具体的な計算例は以下のようになります。

ケース:所得が300万円の人の年間治療費が、オルソケラトロジーを含めた15万円だった場合の医療費控除によって還元される金額

15万(総額治療費用)ー10万=5万円(控除対象額)
5万×10%(300万の所得税率)=5000円(還元額)

ちなみにオルソケラトロジーは高度な医療を用いていますが、先進医療・高額療養費制度の対象にはなっていません。

コンタクト・めがね・レーシックとの費用差は?

費用

オルソケラトロジーとメガネ・コンタクトレンズ・レーシックの費用比較してみましょう。

それぞれクリニックによってかなり幅広い価格設定となっているので、一例として捉えてください。
また、定期検査の費用としては別途かかります。

近視治療の種類 条件 トータル費用(5年使用)
オルソケラトロジー 両眼使用 初回18万円+3年後交換レンズ7万円+ケア用品4万円=32万円
メガネ 2年ごと2万円のものを使用 4万円
コンタクトレンズ 1dayで使い捨てのものを両眼使用 5,000円(30日分)×60か月=30万円
レーシック 両眼の手術 20万円

メガネ

メガネは、一度購入すれば視力が大幅に変更しないかぎり約2~3年は使用できますし、なにより初期費用・維持費用共に安いことが特徴。
そのため、一番安価な視力矯正だと言えます。

コンタクトレンズ

今では、使いやすさ・安全性もあって1dayタイプで使い捨てのソフトコンタクトレンズを使用している人が多いようです。
月5,000円程度ですが、5年間ともなると30万円とかなり割高なイメージとなります。

比較すると、オルソケラトロジーとほぼ同額です。
ただしオルソケラトロジーの設定金額に関しては、比較的高額なレンズでシミュレートしたので、クリニックによってはオルソケラトロジーの方が安くなる場合もあります。

レーシック

平均的なレーシックの費用は、20万円程度。
どのクリニックも手術件数がどんどん増え、当初よりも安価で手術できるようになっています。

比較すると、オルソケラトロジーの方が約10万円高いということになります。
またレーシックは一度の手術費用と済みますので、基本的に維持費などはかかりません。

ただしレーシックでは角膜を削るため、眼を元の状態に戻せないことや、後遺症、再手術のリスクなどがあります。

最安はどこ?クリニック別オルソケラトロジーの費用

オルソケラトロジーの費用を5つのクリニックで比較してみました。

クリニック オルソケラトロジー費用(両眼・税抜き)
品川近視クリニック 8.2万円
南青山アイクリニック 19万円
新宿近視クリニック 15.8万円
三井メディカルクリニック 24万円
神戸神奈川アイクリニック 18万円

品川近視クリニック

レーシック
品川近視クリニック
  • 業界トップクラスの治療実績
  • 業界トップレベルの安値レンズ両眼8.4万円
  • トライアル代5,000円
  • 定期検診代5,000円
  • 無料適応検査を実施中
品川近視クリニック 公式サイト
住所 東京都千代田区有楽町2-7-1
アクセス JR有楽町「銀座口」・「中央口」より徒歩1分東京メトロ 丸の内線/日比谷線/銀座線の東京メトロ「銀座駅」より連絡通路あり
費用 8.2万円(両眼/税抜)、トライアル代5千円

札幌、名古屋、大阪・梅田、福岡・天神にもクリニックがあります。

品川近視クリニックへ直接取材してきました!
長年経験してきたドクターばかりが在籍していること、世界トップレベルのレーシック手術の症例数を誇ることなど、魅力が存分に分かる記事となっています。
ぜひ併せてご覧ください。

神戸神奈川アイクリニック

神戸神奈川アイクリニック

神戸神奈川クリニックは閉院されました。
過去の治療や保証に関しては医療法人先進会のホームページをご確認ください。

神戸神奈川アイクリニックについて

※受診した方への保証・対応については公式ホームページの案内でご確認ください。
※下記の情報は参考としてご覧ください。

住所 東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー35F
アクセス 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」直結徒歩約2分
都営地下鉄大江戸線「都庁前駅」A6出口より徒歩約8分
JR、私鉄各線「新宿駅」徒歩約10分
費用 18万円(両眼)

実際に神戸神奈川アイクリニックに取材へ行ってきました!
他のクリニックに負けないポイントやスタッフの患者に対する姿勢などが分かり、安心して通院できることが分かると思いますので、併せてご覧ください。

都道府県別オルソケラトロジーの平均費用

都道府県別のオルソケラトロジーの最安値と最高値、平均費用を当サイトが独自に調べました!

表記価格はレンズ代、初回検査代、テスト代を合わせたものとなっていますが、病院によっては、検査代やテスト代が別になっているものもあります。
その他にも、ケア用品代や定期検診代が含まれている場合と、含まれていない場合がありますので、治療を受ける際は実際の費用について別途各クリニックへ確認が必要です。

*両眼、税込価格です

地域 最安値 最高値 平均費用
北海道(札幌) 9.6万円 24.3万円 16.5万円
青森・秋田・岩手 11.5万円 27万円 19.3万円
宮城(仙台) 14万円 14万円 14万円
山形・福島 16.2万円 21万円 18.6万円
茨城 12万円 16万円 14.3万円
栃木 13.8万円 18万円 16.4万円
群馬 9.3万円 20.2万円 14.9万円
埼玉 8.5万円 24.6万円 17.5万円
千葉 11.1万円 13万円 12万円
東京 9.6万円 24.4万円 17.4万円
神奈川(横浜) 10.1万円 18万円 14.9万円
新潟・富山 12.9万円 16.4万円 14.4万円
石川・福井 15.6万円 22.1万円 17.6万円
山梨・長野・岐阜 10.8万円 16.2万円 13.4万円
静岡 14.2万円 35万円 23.9万円
愛知(名古屋) 7.5万円 23.9万円 13.6万円
滋賀・奈良 6.4万円 17.2万円 13万円
京都 10.2万円 19.4万円 15万円
大阪 9.6万円 18.5万円 16万円
兵庫 10.8万円 16万円 13.4万円
和歌山・三重 15万円 20万円 17.2万円
岡山・鳥取 16万円 18万円 17万円
広島 12.9万円 20万 16.8万円
山口・島根 12万円 16.7万円 14.3万円
徳島・香川・愛媛・高知 15.5万円 25万円 20.3万円
福岡 9.6万円 19.4万円 14.2万円
長崎・熊本・佐賀 9.7万円 19.4万円 14.9万円
大分・宮崎・鹿児島 11.1万円 15万円 12.4万円
沖縄 11.1万円 16.5万円 13.8万円

※2017年1月現在の情報

最終更新日:2021/02/26

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